公開日 2024年07月09日
目次
骨髄移植について
骨髄移植は、白血病や重症再生不良性貧血などに有効な治療法の1つです。
現在、多くの方がドナー登録をしていますが、国内には骨髄移植の希望登録をしている方が約2千人います。そのうち移植を受けられる人数は半分程度にとどまっており、さらに多くのドナー登録が必要な状況です。
より多くの方を救うため、骨髄移植に対するご理解とドナー登録へのご協力をお願いします。
ドナー登録できる方
骨髄バンクのドナー登録には以下の要件があります。
●骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方
●年齢が18歳以上、54歳以下で健康状態が良好な方
●体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方
上記に該当する方であっても次の場合はドナー登録ができません。
●病気やけがなどの治療中、または処方薬使用中の方
※高血圧に対する降圧剤服用、気管支喘息など慢性疾患治療のための服薬(塗り薬)、精神疾患による服薬、通院を含みます。
※風邪などの治療が必要な状態が一過性で短期間で完治するものは除きます。
●以下の病歴がある方(治癒している場合を含みます。)
・悪性腫瘍(がん)、白血病、再生不良性貧血などの血液の病気
・膠原病(慢性関節リウマチなど)
・自己免疫疾患
・先天性心疾患、心筋梗塞、狭心症などの循環器疾患
・脳卒中
・C型肝炎など一部のウイルス肝炎
・エイズ、マラリアなどの感染症
●最高血圧151mmHg以上/最低血圧101mmHg以上の方または最高血圧90mmHg未満の方
●輸血を受けたことがある方
●貧血の方
●食事や服薬等により呼吸困難などの症状が出たことがある方や、高度の発疹の既往がある方
●過度の肥満の方(体重kg÷身長m÷身長mが30以上の方)
●妊娠中または出産後1年未満の方、授乳中の方
●腰の手術を受けたことがある方
※上記以外でも健康状態等により登録ができない場合があります。
ドナー登録について
日本骨髄バンクの公式ウェブサイトをご覧ください。
日本骨髄バンク(外部サイト)
骨髄ドナー助成金について
登別市では、骨髄または末梢血幹細胞の移植やドナー登録の推進を図るため、公益財団法人日本骨髄バンクを通して骨髄等を提供した方に助成金を交付します。
対象となる方
次の(1)~(4)の全てに当てはまる方
(1)日本骨髄バンクが実施する骨髄バンク事業において、令和6年4月1日以後に骨髄等の提供を完了した方または骨髄等の提供に関する最終同意書に令和6年4月1日以後に署名し、提供者の自己都合以外の理由により提供が中止となった方
(2)骨髄等を提供した日または最終同意書に署名をした日から申請日まで登別市に住民登録をしている方
(3)助成金交付の申請対象となる骨髄等の提供について、他の地方公共団体から助成金等の交付を受けていない方
(4)市税を滞納していない方
助成対象となる期間
(1)令和6年4月1日以降に骨髄等の提供を完了している
(2)令和6年4月1日以降に最終同意書に署名している(骨髄等の提供が、提供者の自己都合以外の理由で中止となった場合)
助成金額
最終同意書への署名後に行われる(1)~(3)の通院や入院、面談の日数に1万円を乗じて得た額(上限10万円)
(1)健康診断または自己血の採血のための通院等
(2)骨髄等の採取のための入院
(3)骨髄等の提供に関し、日本骨髄バンクまたは医療機関が必要と認める通院等及び面談
申請方法
(1)~(8)の書類を、骨髄等の提供が完了した日から90日以内に健康推進グループまで提出してください。
(1)登別市骨髄ドナー助成金交付申請書[DOCX:10.8KB]
(2)日本骨髄バンクが発行する骨髄等の提供が完了したこと(最終同意後に骨髄等の提供が中止となった場合は最終同意をしたこと)を証明する書類の写し
(3)日本骨髄バンクが発行する骨髄等の提供に係る通院等及び面談をした日を証する書類の写し
(4)住民票の写し
(5)申請者の本人確認書類の写し
(6)市税の滞納がないことを証する書類
(7)振込先口座の通帳等の写し
(8)その他市長が必要と認める書類
申請書類の提出先
〒059-0016
登別市片倉町6丁目9番地1
登別市総合福祉センター しんた21内
保健福祉部健康推進グループ