公開日 2024年03月05日
消防車も救急出動します
急病や事故の時に救急車が駆け付けるのですが、119番通報の段階で傷病者が重篤だと予想される場合、高層階等で救急隊のみでの搬送は難しい、最寄りの救急車が出動中で到着までに時間がかかる等の時には、最寄りの消防署から消防車も出動します。
PA連携とは
救急現場に消防車が救急車と連携して出動することをいいます。 消防ポンプ車(P:Pumper)と救急車(A:Ambulance)が同時に出動するので頭文字をとって「PA連携」と呼んでいます。
消防隊も救命処置をします
消防隊にも救急救命士や救急隊員の資格を有する隊員、救命処置の訓練を受けた隊員が乗っています。 また、消防車にもAED(自動体外式除細動器)や酸素等の救命処置に必要な資器材を積載していますので、状況によっては救急車到着前から心肺蘇生等の救命処置を開始し救命率の向上を目指します。
サイレン音について
消防車には、「ウーウー」音のサイレンしか付いていないので、救急車を呼んだのに消防車が到着して驚くかもしれませんが、決して間違って出動しているわけではありませんので安心してください。
※消防車の緊急出動時のサイレン音について
https://www.city.noboribetsu.lg.jp/article/2017061300015/
救急車の適正利用にご協力ください
近年、救急出動件数の増加等により「PA連携」での出動も増えています。 本当に救急車を必要としている傷病者の元へ、救急車を届けられるように適正利用にご協力ください。