公開日 2021年07月30日
お薬手帳とは
いつ、どこで、どんな薬を処方してもらったかを記録しておく手帳です。
医師や薬剤師にお薬手帳を見せて服薬状況を確認してもらうことで、重複や飲み合わせによる副作用を防ぐことができます。
お薬手帳の活用
医療機関にかかるときは必ず持っていきましょう
- 薬の重複や良くない飲み合わせを未然に防止できます。
- 同じ薬による副作用の再発を防止できます。
- 薬の使用の記録があることで、より安全に薬を使用することができます。
言いたいことや伝えたいことを書いておきましょう
- 体調の変化や気になったこと、医師や薬剤師に相談したいことを書いておきましょう。
一般用医薬品(OTC医薬品)・健康食品も記録しましょう
- 思いがけない、良くない組み合わせや食べ合わせが見つかる可能性があります。
いつも携帯・いつも同じ場所に保管しておきましょう
- 旅行先で病気になったときや災害時に避難したとき、救急のときなど、お薬手帳があれば、あなたが飲んでいる薬を正確に伝えられます。
- ご家族にも、あなたがお薬手帳を持っていることを知らせておきましょう。
一冊にまとめましょう
- 飲んでいるすべての薬を「1冊」で記録することが必要です。病院ごとや薬局ごとに、別々のお薬手帳を作らないようにしましょう。
ポリファーマシーについて
高齢になると、薬の数が増えて副作用が起こりやすくなるので注意が必要です。
多くの薬を利用しているために副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなっている状態を「ポリファーマシー」といいます。
ポリファーマシーについてのリーフレット「あなたのくすり いつ飲んでいますか?」が作成されていますので、ぜひご活用ください。