公開日 2022年10月03日
令和4年4月1日(金)から、乾電池の分別が変わります。
令和3年4月に発生したクリンクルセンターでの爆発事故は、燃やせないごみを処理する破砕設備の中で粉状のごみが舞い、そこに、なんらかの着火源により引火した粉じん爆発である可能性が高いと推測しています。
クリンクルセンターでは、燃やせないごみを細かく砕き処理していますが、この破砕処理中の発火を防ぐため、電池類を全て「有害ごみ」の分別とします。
※これまでは、移行期間として分別のご協力をお願いしておりましたが、令和4年4月1日(金)から 完全実施としますので、改めてご協力をお願いします。
種 類 | 分 別 | |
これまで | 今 後 | |
乾電池 | 燃やせないごみ | 有害ごみ |
ボタン電池 | 有害ごみ | |
小型充電式電池 | 有害ごみ |
乾電池(マンガン、アルカリ(水銀ゼロ))は有害ごみ
有害ごみとして出してください(透明袋に有害と明記)。収集は毎月1回です。収集日は地区により異なりますので、詳細は収集カレンダーでご確認ください。
ボタン電池は有害ごみ
有害ごみとして出してください(透明袋に有害と明記)。収集は毎月1回です。収集日は地区により異なりますので、詳細は収集カレンダーでご確認ください。
小型充電式電池は有害ごみ
小型充電式電池は、『資源の有効な利用の促進に関する法律(資源有効利用促進法)』に基づき、電池メーカーや機器メーカーが小型充電式電池を円滑に処理することを目的に設立した、一般財団法人JBRC(以下JBRC)が回収と再資源化を行っています。
JBRCは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づく一般廃棄物広域認定を取得したことから、本市においてもJBRCの回収システムを利用することが可能となりました。
小型充電式電池は処理時に発火事故が起こる危険性があるため、燃やせないごみではなく、「有害ごみ」として排出してください。
収集した小型充電式電池は、JBRCが指定するリサイクル事業者へ引き渡し適正処理することなりましたのでご協力をお願いします。なお、リサイクル協力店での回収も可能です。
小型充電式電池の種類
ニカド電池(Ni-Cd)、ニッケル水素電池(Ni-MH)、リチウムイオン電池(Li-ion)
製品本体のリサイクルマークで判別可能です。
小型充電式電池の形態
乾電池型 リサイクルマークが目印 |
電池パック型 | 機器から脱着可能なもの | モバイルバッテリー本体 |
小型充電式電池の排出方法
・透明または半透明な袋に入れて「有害ごみ」としてごみステーションなどへ排出してください。収集は毎月1回です。収集日は地区により異なりますので、詳細は収集カレンダーでご確認ください。
・他の有害ごみとは別の袋に入れ、雨などが入らないように口を縛る。
・充電式電池のプラス極、マイナス極の金属端子部分をビニールテープなどで絶縁する。
・小型充電式電池は、有害ごみとして回収していますが、リサイクル協力店等でも回収しています。
市内リサイクル協力店
名称 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
小関デンキ商会コセキデンキ | 登別市富士町1-2-2 | 0143-85-2669 |
株式会社 伊藤電機商会家電部 | 登別市富士町2-11 | 0143-88-1222 |
有限会社 サトー電化 | 登別市富士町5-57-1 | 0143-88-3685 |
株式会社 白川電器店 | 登別市新川町1-6-11 | 0143-88-0555 |
有限会社 コンパス登別 | 登別市新生町3-4-1 | 0143-86-9603 |
リサイクル協力店に設置されている回収ボックス
※その他、近隣の家電量販店などでも回収しています。
写真はハンドカッターで小型充電式電池を切断する実験で発火したものです
モバイルバッテリー、加熱式たばこ、コードレス家電のバッテリーなどリチウムイオン電池を含んだ電子機器が「燃やせないごみ」として捨てられクリンクルセンターで発火・発煙する事例が発生しています。
乾電池でも発火する可能性がありますが、近年急速に普及が進んでいるリチウムイオン電池は中に可燃性の有機溶剤が入っており、発火リスクが高いと言われています。
なお、小型家電製品に使用されている充電式電池について、取り外すことが難しい製品については小型家電回収ボックスを利用いただくよう併せてお願いします。
写真はハンドカッターで小型充電式電池を切断する実験で発火したものです
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