公開日 2018年07月02日
平成30年6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震により、ブロック塀の倒壊被害が生じています。
ブロック塀の維持管理は所有者、管理者の責任であり、日頃から点検を行い、適正な状態を維持することが重要です。
国土交通省より、『ブロック塀の点検のチェックポイント』が示されていますので、皆さんのご自宅や事業所周辺のブロック塀についても、安全点検をお願いいたします。
国土交通省によるブロック塀の点検のチェックポイント(別紙1)[PDF:102KB]
次のチェック項目に一つでも適合しないものがある場合は危険な状態ですので、付近の通行者への速やかな注意表示とともに、建築士などの専門家へご相談ください。
また、市はブロック塀に関する相談窓口を設置していますので、不明な点については建築住宅グループ建築指導担当(TEL 0143-85-4399)まで問い合わせください。
ブロック塀の点検について
<ご自身で点検しましょう>
1.塀は高すぎないか
・塀の高さは地盤から2.2m以下か。
2.塀の厚さは十分か
・塀の厚さは10cm以上か。(塀の高さが2m超~2.2m以下の場合は15cm以上)
3.控え壁はあるか(塀の高さが1.2m超の場合)
・塀の長さ3.4m以内ごとに、塀の高さの1/5以上突出した控え壁があるか。
4.基礎があるか
・コンクリートの基礎があるか。
5.塀は健全か
・塀に傾き、ひび割れはないか。
<建築士などの専門家に相談しましょう>
6.塀に鉄筋は入っているか
・塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部及び基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。
・塀の高さが1.2m超の場合、基礎の根入れ深さは30cm以上か。
組積造(れんが造、石造、鉄筋のないブロック造)の塀の点検について
<ご自身で点検しましょう>
1.塀の高さは地盤から1.2m以下か
2.塀の厚さは十分か
・各部分の壁の厚さは、その部分から壁頂までの垂直距離の1/10以上か。
3.塀の長さ4m以下ごとに、塀の厚さの1.5倍以上突出した控え壁があるか。
・その部分における壁の厚さが2.の規定による壁の厚さの1.5倍以上ある場合は、この限りではない。
4.基礎があるか
5.塀に傾き、ひび割れはないか
<建築士などの専門家に相談しましょう>
6.基礎の根入れ深さは20cm以上か
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