公開日 2013年01月28日
わたしたちは 古い歴史と美しい自然に恵まれた登別の市民です
ここに わたしたちの心がまえを定めてよりよいまちをつくることに努めます
1 心身をきたえよく働いて 活気あふれる豊かなまちをつくりましょう
1 親切をつくし きまりを守って 明るく住みよいまちをつくりましょう
1 自然を愛し 力をあわせて 緑と空気と太陽のいっぱいあるきれいなまちをつくりましょう
1 未来をつくる青少年の 健全な夢の育つまちをつくりましょう
1 教養をつみ 視野を広げて 平和で文化のかおり高いまちをつくりましょう
制定 昭和43年9月20日
登別市民憲章解説
1章 心身をきたえよく働いて 活気あふれる豊かなまちをつくりましょう
この一章のキーワードは、『いきいき』です。
健康で暮らしたいということは誰もがもつ素朴な願いです。
心身共に健やかで、働くことに誇りと喜びを持ち、いきいきとした雰囲気が家庭にも職場にもあふれ、豊かで安定した生活を送りたいと願うのは自然なことであり、この点を飾りなく端的に表したものです。
また、人は生きることに一切の基調がおかれていることは当然ですが、さまざまな経験を積み、たくましく生きることが大切です。『活気あふれる』とは、単なる『元気よく』と異なり、意欲的に活動する頼もしい生活態度を表現しています。
実践活動の例
● 日々の生活に散歩やウオーキングを習慣づけましょう。
● 働くことに、創意や努力をもってのぞみましょう。
● 家族間で役割分担をし、家族の時間を大切にしましょう。
● コミュニケーションを大切に笑顔のある社会と家庭をつくりましょう。
2章 親切をつくし きまりを守って 明るく住みよいまちをつくりましょう
この章のキーワードは、『思いやり』です。
やさしさに包まれたまち、温かい心が育っているまち、そこに暮らす人々には笑顔が絶えないでしょう。
このまちに暮らす一人ひとりが、憩いの場であり明日への活力を養う場でもある家庭を大切にするとともに、家族や友人をはじめ、自分の周りにいる人に対し、損得を考えず、思いやりをもって誰かのためになることを自ら進んで行うことで、私たちのまち『のぼりべつ』はもっと暮らしやすく、ぬくもりのあるまちになっていきます。
また、法律や約束事がよく守られることで、交通事故は少なくなり、暴力は追放されることも、明るく住みよいまちにとって欠かすことはできません。
実践活動の例
● 隣近所、顔が見える関係を築きましょう。
● おもてなしの心で観光客を迎えましょう。
● 約束事をしっかり守りましょう。
● 正しい交通マナーや知識を身に付けましょう。
3章 自然を愛し 力をあわせて 緑と空気と太陽のいっぱいあるきれいなまちをつくりましょう
この章のキーワードは、『自然』です。
私たちのまち『のぼりべつ』は、美しく豊かな自然に恵まれたまちです。
しかし、そこに暮らす私たち一人ひとりが、自然に接し、自然の素晴らしさを学び、愛し、共に生きていく心構えをもたなければ、未来にこの素晴らしい環境を残すことはできません。
そのためには、子どもの頃から、ふるさとの自然を学び、感謝し、支え合いながら守っていく心をはぐくむことが大切です。
季節の移り変わりとともに、豊かな彩りを見せてくれるふるさとの自然。
木々の緑や川のせせらぎ、市民の皆さんの手による色とりどりの花だん。人と自然が調和した美しいまちを次世代へ継承するため、できることから取り組んでみませんか。
実践活動の例
● 美しい自然に囲まれた登別の四季折々の素晴らしい景色を発見しましょう。
● 地域活動に参加し、家の周りなど、身近なところからきれいにしましょう。
● 花のいっぱいあるまちにしましょう。
●ポイ捨てをやめましょう。
4章 未来をつくる青少年の 健全な夢の育つまちをつくりましょう
この章のキーワードは、『未来』です。
私たちのまち『のぼりべつ』が今後も住みよいまちであり続けるためには、このまちの未来を担う子どもたちを家庭だけではなく、地域全体で育むことが重要です。
地域全体で子どもたちを見守りながら、市民一人ひとりが人と人とのつながりを大切にすることで、子どもの頃から、学校や地域における多くの人々との交流、たくさんの経験を重ねることができ、自分が住むまちへの誇りや愛着、そして豊かな心の醸成につながります。
また、子どもたちが自身の将来を見据え、健全な夢を抱き、夢の実現に向けて努力するとともに、自分たちがまちの未来を担っていく存在であることを自覚することで、より健やかな成長が期待できます。
子どもたちの健やかな成長とのぼりべつの未来のため、明るい家庭とより良い地域づくりに努めましょう。
実践活動の例
● 地域の子どもたちとあいさつをしましょう
● 子どもにさまざまな体験をさせましょう
● 家庭内のコミュニケーションを大切にしましょう
● 子どもと夢について語りましょう
5章 教養をつみ 視野を広げて 平和で文化のかおり高いまちをつくりましょう
この章のキーワードは、『学び』です。
市民一人ひとりが心豊かな生活を送るためには、生涯にわたって学び続けることが大切です。
『教養をつむ』とは、学校で受ける教育や家庭での育み、地域社会での経験だけではなく、社会人としての労働に必要な知識や技能の習得、趣味を深めるための講座の受講、ボランティア活動への参加など、さまざまな機会で得た経験を自身の糧とし、視野を広げ、成長することも含まれています。
また、さまざまな場で人々との交流を深めることで、他人を思いやる気持ちや感動する心など、豊かな心の育成にもつながります。
そして、音楽鑑賞や美術鑑賞、文化サークルやスポーツサークルへの参加など、生活の中に芸術やスポーツなどを取り入れることで、個々の感性が磨かれるとともに、創造力が豊かになり、毎日の暮らしに潤いを与えてくれます。
市民の皆さんが、生涯を通じて毎日の生活を学びの場としながら、自己を磨き続けることで、私たちのまち『のぼりべつ』は平和で文化の香り高い魅力的なまちになっていくことでしょう。
実践活動の例
● さまざまな分野の生涯学習に参加し、視野を広げましょう。
● 自分たちのまちの文化や歴史について学び、まちのことをよく知りましょう。
● 積極的にスポーツや文化活動に親しみましょう。
● お互いの考えを尊重し、協調性を大切にしましょう。
子ども向け冊子「ふれてみよう☆わたしたちの登別市民憲章」
市と登別市民憲章推進協議会は、市民憲章の精神を広く市民生活へ浸透させることを目的に、小学生を対象とし市民憲章を分かりやすく表現した冊子を作成しました。
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