公開日 2014年02月28日
傷病鳥獣を見つけたら
傷病鳥獣とは、ケガや病気などで弱っている野生鳥獣です。
傷病鳥獣をむやみに触れるとストレスで弱ってしまうことがありますので、できるだけそっとしておきましょう。
自然の野山などでは、そのままにしておくことが野生鳥獣の生態系を守ることに繋がります。
治療する場合
北海道胆振総合振興局保健環境部環境生活課自然環境係で、
傷病鳥獣の治療を依頼できる動物病院を紹介しています。
治療の対象とならない鳥獣
・ペットや家畜など飼われている鳥獣
・カラス、スズメ、ドバト、キツネ、タヌキ、ニホンジカ(エゾシカ)など農林水産業被害を及ぼす鳥獣
・アライグマなどの外来生物である鳥獣
傷病鳥獣を保護する場合
野生鳥獣は様々な病原菌を持っていますので、薄いゴム手袋などをはめて触るようにし、触った後は消毒をしてください。
運ぶ時は、段ボールなどに入れ、あたため、暗くし、静かに運んでください。
ヒナを見つけたら
巣立ちしたばかりのヒナは飛べないことがありますが、近くに巣があり、親が見守っています。
人が育てたヒナは自然で生きて行くことが難しくなりますので、拾うことはしないでください。
希少野生動物について
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」により希少野生動物に指定されている
タンチョウ、オオワシ、オジロワシなどを保護した場合は、環境省の北海道地方環境事務所(札幌)、
苫小牧自然保護官事務所に連絡してください。