第4章 調和の中でふるさとを演出するまち

公開日 2013年03月19日

第1節 機能的な交通・情報ネットワークで活力とふれあいを運ぶ

・ 登別温泉バイパスなど道道の整備促進を図るとともに、都市計画道路や市内幹線道路網の整備推進に努めた。
・ 広報紙の発行など市政情報を積極的に提供するとともに、市民の声を市政に反映させるため各種懇談会などを開催し、広報広聴活動の充実に努めた。
・ 住民基本台帳ネットワークや総合行政ネットワークなど情報基盤の整備や、地域情報センターの運営、IT(情報通信技術)講習会の実施など、地域情報化の推進に努めた。

1. 道道倶多楽湖公園線登別温泉通改良受託事業費 (8土木費 2道路橋梁費)
本路線は、道道倶多楽湖公園線の一部をバイパスとして計画決定し、安全かつ円滑な交通系の確立と温泉街の活性化を図るため、街路事業として整備を進めている。事業主体は北海道であるが、民有地に係る用地補償業務を市が受託し実施している。

第1工区が平成12年度完了し、引き続き第2工区(まほろば~第一滝本館)に着手。

平成15年度事業概要

用地買収  1件(A=136. 18平方メートル)
移転補償 15件(建物・工作物・借家等)

2. 広域幹線、市内幹線道路網の整備  (8土木費 2道路橋梁費・4都市計画費)
・市道用地確定測量委託
道路用地買収に伴う調査、道路管理上必要となる現況調査を継続的に実施。
・カルルス路線改良事業
橋梁工(下部工) 1式

改良工事 L= 70. 2m  W=7. 5m

改良工事その2  L= 73. 5m  W=7. 5m

改良工事(防護柵)  1式

立木・水道・物件補償 1式

用地買収  A=12,476. 56平方メートル

・富岸西路線改良事業
橋梁工(上下部工) 1式

改良工事 L=123. 87m  W=7. 5m+2@2. 5m

改良工事その2  L=120. 57m  W=7. 5m+2@2. 5m

改良工事その3  転落防止柵工 L=37m

護岸実施設計委託 1式

移転補償 1式

・東札内線改良事業
改良工事  L= 38. 16m  W=7. 5m

舗装工事  L=316. 79m  W=7. 5m

・中央通り改良事業
改良工事  L=160. 0m  W=9. 0m+2@3. 5m

舗装工事 L=180. 0m  W=9. 0m+2@3. 5m

舗装工事その2  L=141. 2m  W=2@3. 5m

改良工事(照明灯設置) L=21. 6m(歩道舗装左側) 照明灯1基

工事負担金  JR北海道

改良工事(排水)  L=129. 7m

改良工事(排水その2) L=110m

特殊舗装工事 L= 70m  W=9. 0m

改良工事(防護柵設置) L=300m

交差点詳細設計委託  1式

 用地確定測量、支障物件調査、用地界復元測量調査委託 1式

用地買収 A=2,307. 32平方メートル

  移転補償 水道設備、通信線路設備

・市道舗装排水整備事業
市道整備に伴う測量調査及び設計 千歳10号線外21件

市道の改良、舗装及び排水路工事

改良工事 25本 L= 2,239m

舗装工事 22本 L= 2,071m

排水路工事  6本 L= 512m

市道整備に伴う用地買収  7件  A= 4,915平方メートル

・登別6号線改良事業(登別保育所建替事業費関連)
改良工事 L=136. 77m  W=7m

舗装工事 L=136. 44m  W=7m

実施設計 1式

測量調査 1式

用地買収 A= 757. 77平方メートル

移転補償 工作物、物置再築、防犯灯

・幌別22号線改良事業
改良工事 L=49. 4m  W=8. 0m+2@2. 5m

測量調査 1式

・カルルス東雲線外1改良事業(継続事業)
改良工事 L=584m  W=5. 5m

3. 地方生活バス路線維持費補助金  (3民生費 1社会福祉費)
市民生活に必要なバス路線の維持のため、バス会社を支援することにより、市民の足の確保に努めた。

補助路線数10路線

4. 鉱山地域住民タクシー経費  (3民生費 1社会福祉費)
鉱山地域住民の交通の便を確保するためタクシー利用費用の一部について助成した。

利用世帯数 3世帯

5. 地域情報化推進経費  (2総務費 1総務管理費)
・OA化推進事業費
従来からの事務処理の効率化を目標とした「OA化」に止まることなく、住民の視点に立った行政サービスの質的向上と情報ニーズへの的確な対応を図った。
パソコンを各課へ配備  70台(H9からの累計357台)
庁内LAN等の維持管理
・地域イントラネット維持管理経費
ネットワーク機器の保守・修理

光ファイバーの保守・支障移転等

ウイルス対策ソフトの更新

電柱・管路の賃借

・地域情報センター維持管理経費
 開設した登別市地域情報センターの維持管理

 利用者数 20,073人

・地域情報センター事業費
  市民対象の各種パソコン講座を行い、市民へのIT(情報通信技術)普及を図った。

  講習会受講者数94人 相談会相談者数68人

6. 広報等経費  (2総務費 1総務管理費)

市民や地域の声・ニーズを的確にとらえ、市政に反映させるよう努めるとともに、市政情報を総合的に提供することにより、市民参加のまちづくりを推進した。

・広報紙の発行
「広報のぼりべつ」 1日号(毎月発行)

市民リポーター 市民 3人委嘱

広報モニター 市民12人委嘱

・広報ビデオの制作
・お知らせ版 「ときめきのまち のぼりべつ  2003」
  製作本数  春・夏・秋・冬版  各14本  計 56本

広報ビデオ収録時間 15分~20分程度

(ビデオ1本あたり約7行事をダイジェスト版で)

・特集版
製作本数  14本

 広報ビデオ収録時間 20分程度

・広報ビデオ設置公共施設等  
  貸し出し用ビデオ  4本

 ビデオ設置施設 市役所、市民会館、鷲別公民館、婦人センター、しんた21、

老人福祉センター、若草つどいセンター、登別郵便局、アーニス、

地域情報センター

・ふるさと通信の発行
湯かげん(年1回発行 カラー8ページ、1,000部)
・各種懇談会の開催
・地区懇談会  9地区 出席者数 181人
・地区課題の把握 45町内会  要望件数 138件
・市長室フリータイム  2回 来訪者  2人
・市職員出前フリートーク 18回 参加者  460人
・市民見学会の開催
・市民見学会 年2回  参加者 74人
・三市合同施設見学会 登別市で開催 参加者 13人
・まちづくりカタログの発行
  発行日  平成15年6月1日

  ページ数  92ページ  発行部数 21,650部 広報紙折り込み

7. 住民基本台帳ネットワークシステム構築事業 (2総務費 3戸籍住民基本台帳費)

平成13年度から3か年計画で、国・都道府県・市区町村を専用回線で結び、全国どこの市区町村でも住民票の写しの交付(広域交付)が受けられ、さらに「住基カード」を利用して、転入・転出の手続きが簡略化できる仕組みを構築した。また、「住基カード」を所持している市民は、申請書を書かずに「住民票の写し」と「印鑑登録証明書」の交付が受けられる独自のシステムも構築した。

8. 議会OA化推進経費 (1議会費 1議会費)

ITを活用した議会の情報化を推進し、議会の情報提供を積極的に進めるとともに、市議会内のネットワークを構築した。

パソコン  6台(各会派室及び議会事務局に設置)
プリンター 1台(議会事務局に設置)
無線LANの設置

9. 総合行政ネットワーク整備事業費  (2総務費1総務管理費)

全国の地方公共団体を相互に接続することで、電子自治体推進のための情報通信基盤として活用するとともに、地方公共団体相互や国の各府省、住民等との情報交換・共有による事務の効率化及び住民サービスの向上を図った。

10. 公的個人認証サービス導入経費  (2総務費1総務管理費)
「電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律(公的個人認証法)」が平成16年1月29日に施行され、公的個人認証サービスが開始されるのに伴い、市区町村の窓口業務に必要となる機器の整備を行った。

設置機器

鍵ペア生成装置 1台
受付窓口端末用パソコン
利用者用ICカードリーダライタ
プリンター

第2節 快適さとやすらぎと自然に満ちた空間で暮らしを包む

・ 住宅地景観の形成及び住環境の整備を図るため、幌別東団地にある老朽化の著しい平屋住宅をバリアフリー住宅に建替るための地質調査事業等を実施した。
・ 安全で安定した給水を確保するため、上水道施設整備の推進に努めた。
・ 公園機能を充実するため、亀田記念公園の整備、若草公園便所建替を図った。

1. まちづくりアクションプラン推進経費 (8土木費 4都市計画費)
平成14年度に策定した都市計画マスタープラン・みどりの基本計画・景観形成基本計画の内容を市民などに広く周知するために概要パンフレットを作成した。

パンフレットの概要  A4版、カラー
  各1,000部作成

2. 地籍調査事業費 (8土木費 4都市計画費)
札内第三計画区H工程  調査面積 1. 58平方キロメートル
  調査対象筆数 191筆
  地籍図 25枚
  地籍簿  1冊

3. 市営住宅改善事業費(高齢者・障害者施策) (8土木費 5住宅費)
公営住宅に居住する高齢者・身体に障害を持つ人に対し,住戸内の段差解消や玄関,トイレ浴室の手摺り取付,浴室のスノコ,和式から洋式への便座の交換等を行い日常生活の利便性を図り安全で快適に過ごせるよう配慮する。

平成15年度  49件

4. 市営住宅(幌別東団地)建替事業費  (8土木費 5住宅費)
登別市営住宅ストック総合活用計画に沿って、耐用年数を超え老朽化の著しい住宅の建替事業を年次的に行い高齢者や身体に障害を持つ方にも優しい良質な住宅の確保を図る。

事業内容  

地質調査委託 1件 、敷地測量委託 1件 、実施設計委託 2件、移転補償  12件

5. 上水道施設の整備 (水道事業会計)
水道水の安定供給を図るため、柏木配水池の建設を進め、千歳ポンプ場の建替えを行うとともに、配水管網の整備や配水区域のブロック化等を実施し、生活環境の改善を進める。

事業内容 口径 事業延長
配水管新設事業 φ 50~φ300 3,173. 1m
導配水管改良事業 φ 50~φ300 592. 2m
配水管移設事業 φ 75~φ250 164. 3m
配水ブロック化事業 φ 50~φ200 1,363. 6m
柏木配水池新設事業 電気計装設備、ポンプ設備、

敷地内道路造成工事、植栽工事

 

6. 簡易水道事業  (簡易水道事業特別会計)
使用状況  (単位:戸、栓)

使用者事業所 給水戸数 給水栓数
家事用 営農用 併用 事業用 合計
農業 55 27 16 30 2 75
一般 13 13       13
事業 22       25 25
合計 90 40 16 30 27 113

 

 給水量 (単位:立方メートル)

給水量 家事用 営農用 併用 事業用 合計
7,286 12,060 33,565 15,523 68,434

 

7. 亀田記念公園整備事業費  (8土木費 4都市計画費)
便所新設 1棟 売店 1棟
男(大2、小2) プロパン庫新設  1棟
女(2、男児用1)  管理事務所改修  1式
身障者用(オストメイト対応) 外構工事 1式

8. 若草公園便所建替事業費 (8土木費 4都市計画費)
便所建替及び水洗化

男(大1、小2)
女(大2)

9. 街区公園等清掃交付金  (8土木費 4都市計画費)
公園は、その地域の身近な憩の場として利用されることから、維持管理の一部を協力していただき、その協力に対して交付金を交付する。

実施町内会  45町内会
公園数  60か所

10. 公園・街路樹維持管理経費(川上公園・登別ビーチパーク・亀田記念公園等)  (8土木費 4都市計画費)
公園及び街路樹の維持管理経費の削減を目的として、維持管理を行った。

直営による維持管理
シルバー人材センター委託による維持管理
登別市街区公園等清掃交付金による維持管理
登別勤労者企業組合委託による維持管理
管理許可による維持管理
業者委託による維持管理

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