第1節 機能的な交通・情報ネットワークで活力とふれあいを運ぶ

1.広域幹線道路網の整備 ・倶多楽湖公園線や上登別室蘭線等、道道の整備促進を図るため、用地補償業務を実施した。 2.市内幹線道路網及び市道の整備 ・富岸西路線など市内幹線道路網の整備推進に努めた。 3.情報、通信体制の整備 ・電子市役所の構築を目指して、北海道電子自治体共同運営協議会に加わり、電子申請システムなどの開発委託に取り組むとともに、光ファイバー等イントラネットの維持管理や地域情報センターの運営など、地域情報化の推進に努めた。 ・広報紙の発行など市政情報を積極的に提供するとともに、市民の声を市政に反映させるため各種懇談会などを開催し、広報広聴活動の充実に努めた。

1.道道倶多楽湖公園線登別温泉通改良受託事業費　（8土木費 2道路橋梁費）
道道倶多楽湖公園線の一部をバイパスとして計画決定し、安全かつ円滑な交通体系の確立と温泉街の活性化を図るため街路事業として整備を進めているもので、事業主体であ　る北海道から民有地に係る用地補償業務について委託を受け実施した。

第1工区が平成12年度完了し、引き続き第2工区（まほろば～第一滝本館）に着手。
平成１７年度事業概要（繰越明許費分を含む）
用地買収　　2件（Ａ＝104.7平方メートル）
移転補償　35件（建物等、借家・貸間、その他）

2.道道上登別室蘭線柏木通改良受託事業費　（8土木費 2道路橋梁費）

柏木地区の安全で円滑な交通の確保を図るため、柏木通（大英寺交差点から柏葉団地付近交差点までの区間）の拡幅改良整備を進めているもので、事業主体である北海道から用地補償業務について委託を受け実施した。

平成１７年度事業概要
用地買収　28件（Ａ＝2，085.42平方メートル）
移転補償　32件（建物等、借家・貸間、その他）

3.道道上登別室蘭線中央通改良受託事業費　（8土木費 2道路橋梁費）

若山町、富岸町地区の安全で円滑な交通の確保を図るため、中央通（富穂橋交差点から登別市総合体育館前までの区間）の拡幅改良整備を進めているもので、事業主体である北海道から用地補償業務について委託を受け実施した。

平成17年度事業概要
用地買収　10件（Ａ＝2，246.73平方メートル）
移転補償　　4件（工作物）

4.広域幹線、市内幹線道路網の整備　（8土木費 2道路橋梁費・4都市計画費）

・市道用地確定測量委託
道路用地買収に伴う調査、道路管理上必要となる現況調査を継続的に実施した。

・市道用地買収事業
市道用地確定測量により確定した未処理用地の買収を実施した。

・カルルス路線改良事業
改良工事（切盛土工）　　　Ｌ＝880ｍ
舗装工事　　　　 　 Ｌ＝ 202ｍ
移転補償　　　　　　　　　簡易水道導水管

・富岸西路線改良事業
改良工事（１工区）　　　　Ｌ＝　95ｍ　　Ｗ＝7.5ｍ＋3.5ｍ＋2.5ｍ
改良工事（２工区）　　　　Ｌ＝ 84ｍ　　Ｗ＝9.0ｍ＋3.5ｍ＋3.5ｍ

地質調査委託　　　　　 一式
用地買収　　　　　　　　　一式
残地補償　　　　　　　　　一式

・中央通り改良事業
改良工事 　 　　　Ｌ＝130ｍ　　Ｗ＝9.0ｍ＋2＠3.5ｍ
舗装工事　　　　　　　　　Ｌ＝130ｍ　　Ｗ＝9.0ｍ＋3.5ｍ
交差点詳細設計委託　　　　一式

・市道舗装排水整備事業
市道整備に伴う測量、調査及び設計 18件
市道の改良、舗装及び排水路工事
改良工事 　 14本 Ｌ＝1,190ｍ
舗装工事 　 18本 Ｌ＝1,933ｍ
排水路工事 　 　 1本 Ｌ＝　　　68ｍ
市道整備に伴う用地買収　 2件　　Ａ＝ 69.41平方メートル

・カルルス路線外１改良事業
改良工事　　　　　　　　 Ｌ＝53ｍ Ｗ＝7.5ｍ

・登別温泉中央通り改良事業
改良工事　　 Ｌ＝ 41ｍ Ｗ＝7.5ｍ＋1.5ｍ
工損調査委託費 一式
水質調査外委託費 一式
公有財産購入費　　　　　　一式
補償費　　　　　　　　　　一式

・新川５０号線外１改良事業（中等教育環境整備事業）
改良工事 　 　 Ｌ＝48ｍ　　Ｗ＝7.5ｍ
実施設計委託　　　　　　　一式

・登別温泉中央通り道路災害防除事業
災害防除工事　　　　　　　Ａ＝　450平方メートル
水質水量調査委託 一式
用地買収 一式

5.生活交通路線維持対策事業費補助金　（3民生費　1社会福祉費）
市民生活に必要なバス路線の維持のためバス会社を支援することにより、市民の足の確保に努めた。

6.補助路線数10路線
鉱山地域住民タクシー経費　（3民生費 1社会福祉費）
鉱山地域住民の交通の便を確保するためタクシー利用費用の一部について助成した。

利用世帯数 2世帯

7.地域情報化推進経費　(2総務費 1総務管理費)

・ＯＡ化推進事業費
従来からの事務処理の効率化を目標とした「ＯＡ化」に止まることなく、住民の視点に立った行政サービスの質的向上と情報ニーズへの的確な対応を図った。
パソコンを各グループ等へ配備 40台

・地域イントラネット維持管理経費
ネットワーク機器の保守・修理
光ファイバーの保守・支障移転等
ウイルス対策ソフトの更新
電柱・管路の賃借

・地域情報センター維持管理経費
登別市地域情報センターの維持管理
利用者数　16,463人

8.広報等経費　（2総務費 1総務管理費）

市民や地域の声・ニーズを的確にとらえ、市政に反映させるよう努めるとともに、市政情報を総合的に提供することにより、市民参加のまちづくりを推進した。

広報紙の発行
「広報のぼりべつ」 毎月1回発行（計330ページ）
市民リポーター 市民　3人委嘱
広報モニター 市民12人依頼
広報ビデオの制作
お知らせ版「ときめきのまち　のぼりべつ　2005」
制作本数　春・夏・秋・冬版 各14本　計56本
収録時間　15分～20分程度（各版は行事などを紹介）
特集版「登別の郷土芸能」　　　　　
制作本数　14本
収録時間　20分程度
広報ビデオ設置公共施設等　　
貸し出し用ビデオテープ　４本
ビデオ設置施設　市役所、市民会館、鷲別公民館、婦人センター、しんた21、老人福祉センター、若草つどいセンター、登別郵便局、アーニス、地域情報センター
各種懇談会の開催
地区懇談会　11地区　出席者数　263人
地区課題の把握　31町内会等　要望件数　102件
ふれあい懇談会　3回　出席者52人
市長室フリータイム　1回 来訪者　1人
市職員出前フリートーク 11回 参加者　352人
市民見学会の開催
市民見学会　年2回　参加者 63人
三市合同施設見学会　登別市で開催　参加者 31人
市の仕事の作成
発行月　平成17年6月 ページ数　91ページ

9.広報紙取材業務一部委託経費　（２総務費１総務管理費）

市広報紙の民間委託の可能性を検討するため、市広報紙の一部について取材（写真と記事の提供）等のノウハウを有する個人に依頼した。

依頼記事数 29記事（東奔西走のコーナーで26件、きらりのコーナーで3件）

10.北海道電子自治体プラットフォーム共同構築事業費　（2総務費 1総務管理費）

電子自治体の実現にあたって必要となる共通基盤システム及び共同電子申請システムを北海道と道内市町村が共同で構築した。

11.電子計算機運用処理委託料　（2総務費 1総務管理費）

現在運用しているホストコンピューターの管理及び操作処理について、人材確保（電算事務従事者）の困難性を解消するため、業務の一部を民間に委託した。

民間からの派遣人員 １人 委託月数 12カ月

12.財務会計システムの更新　（2総務費1総務管理費）

予算編成、予算執行、資金管理、起債管理、契約管理、決算管理等財務会計に関する業務のシステム化により、支出伝票の起票から決算書作成まで広範な事務処理の効率化、迅速化が図られた。

13.市民便利帳作成経費　（2総務費1総務管理費）
平成14年3月に作成した市民便利帳を基本に、平成18年4月現在の制度に合わせて追加や修正などを行った。

ページ数　　　40ページ
印刷部数　　　26,000冊

 

第2節 快適さとやすらぎと自然に満ちた空間で暮らしを包む

1.住みよい市街地の整備と宅地・住宅の確保 ・住宅地景観の形成及び住環境の整備を図るため、幌別東団地にある老朽化の著しい平屋住宅を高齢者や身体に障がいのある方にも優しい良質な住宅とする建替えを行った。 2.上水道事業の整備 ・安全で安定した給水を確保するため、上水道施設整備の推進に努めた。 3.公園の整備 ・公園機能の充実を図るため、亀田記念公園の整備を進めた。

1.地籍調査事業（地籍調査管理業務）
地籍調査事業成果の地籍図・地籍簿の閲覧を行い、安心して個々の財産（土地）管理ができるよう努めた。

2.市営住宅改善事業費（高齢者・障害者施策）　（8土木費 5住宅費）

高齢者・身体に障がいのある方が居住する公営住宅の住戸について、段差解消や玄関、トイレ、浴室の手摺り取付け、浴室のスノコの設置、和式から洋式への便座の交換等を行うことによって、日常生活の利便性を図り、安全で快適に過ごすことができるよう改善した。

平成17年度　19件

3.市営住宅（幌別東団地）建替に伴う除却事業費　（8土木費 5住宅費）

登別市営住宅ストック総合活用計画に沿って、耐用年数を超え老朽化の著しい住宅の建替事業に伴う既設市営住宅の解体除却を行った。

解体除却住宅　　　　1棟4戸平屋建　4棟

4.市営住宅（幌別東団地）建替事業費　（8土木費 5住宅費）

登別市営住宅ストック総合活用計画に沿って、耐用年数を超え老朽化の著しい住宅の建替事業を行った。また、併せて高齢者や身体に障がいがある方にも優しい優良な住宅の確保を図った。

建替住宅　　　　1棟20戸４階建

5.市営住宅（幌別東団地）駐車場整備事業費　（8土木費 5住宅費）

幌別東団地の建替事業に伴い駐車場の整備を行った。

駐車台数　　　　20台（建替戸数20戸）

6.市営住宅（幌別東団地）建替事業費（道路）　（8土木費 5住宅費）

幌別東団地の建替事業に伴い道路の整備を行った。

Ｌ＝66ｍ　Ｗ＝6.0ｍ

7.市営住宅（幌別東団地）建替事業費（受水槽）　（8土木費 5住宅費）

幌別東団地の建替事業に伴い受水槽等給水設備の設置を行った。

8.市営住宅（幌別東団地）建替事業に伴う移転助成経費　（8土木費 5住宅費）
幌別東団地の建替事業に伴い既設市営住宅入居者の仮移転先から新設市営住宅への移転費助成を行った。

移転助成　　12戸

9.上水道施設の整備　（水道事業会計）

配水管新設及び改良、移設を実施するとともに、老朽化した美園ポンプ場の建て替えや配水流量計等の設置を行い、水道水の安全供給、生活環境の改善を進めた。

事業内容	口径	事業延長
送配水管新設事業	φ50～φ150	2，119.4ｍ
送配水管改良事業	φ50、φ200	123.2ｍ
配水管移設事業	φ100～φ300	239.8ｍ
美園ポンプ場建設	建築、ポンプ設備、電気設備、外構工事１式
その他	流量計設置（中区、美園配水池）　 ２箇所 水質自動測定装置設置　　　　　　　　１箇所

10.簡易水道事業　（簡易水道事業特別会計）

使用状況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：戸、栓）

使用者事業所	給水戸数	給水栓数
		家事用	営農用	併用	事業用	合計
農業	55	28	18	29	2	77
一般	15	15	0	0	0	15
事業	22	0	0	0	25	25
合計	92	43	18	29	27	117

給水量　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：立方メートル）

給水量	家事用	営農用	併用	事業用	合計
	7,010	13,186	27,643	26,292	74,131

11.亀田記念公園整備事業費　（土木費 4都市計画費）
公園機能の充実を図るため、亀田記念公園の整備を進めた。

園路・広場工事　
園路（車道）　　Ｌ＝90mｍ
園路（歩道）　　Ｌ＝117ｍ
広場　　　　　　一式

照明工事
照明灯　　　　　1基
分電盤　　　　　1面

給水管工事　　　　　給水管　　　　　Ｌ＝170ｍ
移植工事　　　　　　移植　　　　　　一式

12.街区公園等清掃交付金　（8土木費 4都市計画費）

公園は、その地域の身近な憩の場として利用されることから、その維持管理の一部を町内会等に協力していただき、その協力に対して交付金を交付した。

実施町内会等　44町内会等
公園数　　　　60カ所

13.公園・街路樹維持管理経費　（8土木費4都市計画費）

川上公園、登別ビーチパーク、亀田記念公園等の公園や街路樹の維持管理に努めた。

直営による維持管理
シルバー人材センター委託による維持管理
登別市街区公園等清掃交付金による維持管理
登別勤労者企業組合委託による維持管理
管理許可による維持管理
業者委託による維持管理