第5章 豊かな個性と人間性を育むまち

公開日 2013年03月15日

第1節 生涯を通じて学ぶ心を育み、学ぶ環境を整えて生涯学習社会の実現をめざす

1.生涯学習情報の提供と生涯学習事業の整備
・「生涯学習推進基本構想」に基づき、これまでの生涯学習推進に関わる取り組みを推進、各種施策を展開した。
・市民生涯学習推進講座(ときめき大学、婦人短期大学、家庭教育学級事業等)を開催し、学習機会の提供に努めた。
・「生涯学習ニュース」を発行し、市民への生涯学習の普及啓発に努めた。

1.市民生涯学習推進講座経費 (10教育費 5社会教育費)
生涯学習を推進するため、高齢者や婦人を対象とした学習機会の提供や、各幼稚園、小学校を拠点にした学習、市内団体・サークルを対象とした自主的な学習会の支援を行った。

・登別市ときめき大学

教養課程
8講座 延2,104人(学生数546人)
内容~講演3回、世代間交流、芸術鑑賞
専修課程
6グループ 延162人
内容~新聞、ハーモニカ、すこやかレクリエーション、郷土史、
せんべい焼き、フラダンス

・登別市婦人短期大学

26講座 延1,149人(学生数209人)
内容~教養コース 6回
選択コース くらしの賢者コース5回、のぼりべつ物知りコース5回、国際理解コース5回、すこやか元気コース5回

・家庭教育学級
61講座 延1,227人(13学級)
内容~子育て、家庭のあり方、子ども理解、全体学習会、作品展

・市民マイプラン講座
48講座(27団体)
内容~調理実習、英会話、ストレッチ体操、絵本読み聞かせ等

2.生涯学習推進経費 (10教育費 1教育総務費)
「いつでも、どこでも、だれでも」という生涯学習社会の実現のため、学習の場や各種学習情報の提供を行うとともに、生涯学習の推進を図るための調査・研究・意見交換などを行った。

・生涯学習情報の提供
生涯学習ニュース「明日をひらく窓」      年1回(全戸配布)
「明日をひらく窓・家庭版」  年3回(幼・小・中)
生涯学習ガイド                年6回(小・中)

・各種会議の開催
登別市生涯学習推進協議会  2回
登別市生涯学習連絡会 市内小中学校、教育委員会、市長部局等との意見交換1回

3.生涯学習振興基金積立金 (10教育費 1教育総務費)
基金を積み立てし、市民の多様な学習要求に応えるとともに、主体的学習を助長し、生涯学習の充実を図った。

第2節 一人ひとりの個性を伸ばし、豊かな心を育てる

1.幼児教育の充実
・私立幼稚園に通園する園児にかかる保育料の軽減を図るとともに、私立幼稚園の教材教具費を助成し、教育内容の充実を図った。

2.小中学校教育の充実
・多様な教育環境に対応するため、スクールカウンセラーの配置、入浴体験学習の推進、外国青年招致事業、子ども地域交流プラザの実施、不登校・いじめ等対策など、心の教育や体験を重視した教育活動に努めた。
・ふぉれすと鉱山ネイチャーセンターでの自然体験を通して、児童の自立心、豊かな心を育てた。

3.特殊学級の充実
・障がいを持つ児童生徒の個々の状況や特性に応じるため、言語治療教室を運営し、保護者との教育相談や、言語指導を行った。

1.私立幼稚園就園奨励費補助金 (10教育費 4幼稚園費)
幼稚園教育の振興と私立幼稚園に通園する園児にかかる保育料負担の軽減を図った。

補助対象人員 573人

2.私立幼稚園特別就園奨励費補助金 (10教育費 4幼稚園費)
幼稚園教育の振興と私立幼稚園に通園する園児にかかる保育料負担の軽減を図った。

補助対象人員 297人

3.私立幼稚園学校給食指導経費 (10教育費 4幼稚園費)
 私立幼稚園の5歳児を対象として、10日間程度を目途に学校給食の指導・体験を実施した。

指導対象人員 299人

4.私立幼稚園協会教職員研修費補助金 (10教育費 4幼稚園費)
私立幼稚園協会教職員の教育研修事業に助成し、私立幼稚園教育の振興を図った。

5.私立幼稚園教材教具整備事業補助金 (10教育費 5幼稚園費)
私立幼稚園の教材教具費を助成し、教育内容の充実を図った。

補助対象人員 608人

6.教育研究会運営事業費補助金 (10教育費 1教育総務費)
教職員の職務遂行上必要な専門性の維持向上を図るため、教育研究会に対し補助した。

7.教育実践研究奨励経費 (10教育費 1教育総務費)
児童生徒の豊かな人間性を育てるため、実践奨励校を指定し、教育振興及び教育内容等の充実を図った。

実践奨励校
小学校6校 中学校3校
事業内容
研究主題に基づく研究、成果の公開研究会、研究紀要作成等

8.不登校・いじめ等対策経費 (10教育費 1教育総務費)
不登校・いじめ等の対策を図るため、学校及び地域との連携を密にし、各事業を推進して充実を図った。

主な事業内容
教育相談、いじめ相談電話   専門相談員2名  月~金 9:00~17:00
不登校・いじめ等対策会議 年2回
教職員を対象とした研修会 年2回
ふれあいサポート懇談会 年3回
父母懇談会        毎月第2火曜日
広報誌「手をつなぐ親と子」   年3回発行

9.学力向上対策経費 (10教育費 1教育総務費)
学習状況の実態を把握するため、小中学校において標準学力検査を実施した。

小学校(1年~6年生)~国語、算数
中学校(1・2年生) ~国語、数学、英語
中学校体育連盟助成金 (10教育費 2中学校費)

10.体育の振興とスポーツを通しての市内中学校間の交流・親睦を深めるため、中学校体育連盟に助成した。

11.PTA連合会助成金 (10教育費 5社会教育費)
子どもたちのたくましく豊かな成長を願って活動する支援策としてPTA連合会に助成した。

事業内容
教育委員会との懇話会、研究大会、母親研修会、広報紙の発行
スクールカウンセラー活動経費 (10教育費 1教育総務費)
小中学校におけるいじめや不登校等、児童生徒の問題行動の対応について専門的な知識・経験を有する臨床心理士をスクールカウンセラーとして配置し、カウンセリングの機能の充実を図った。

配置校(拠点校方式) 西陵中学校  相談件数 124件

13.心の教室相談員活動経費 (10教育費 1教育総務費)
生徒が悩み等を気軽に相談し、ストレスを和らげることのできる第三者を生徒の身近に配置することにより、生徒が心のゆとりを持てるような環境を提供した。

配置校(4校) 幌別中学校・鷲別中学校・登別中学校・緑陽中学校

14.校長会調査研究事業補助金 (10教育費 1教育総務費)
生涯学習社会における学校教育の役割を担う学校長の資質や能力向上を図った。

15.児童生徒遠距離通学費補助金 (10教育費 1教育総務費)
交通機関を利用して通学する児童生徒の保護者に対して、通学費の一部を補助し、経済的負担の軽減を図った。

補助対象人員 小学校3校 38人 中学校3校 114人

16.要保護・準要保護就学援助費 (10教育費 2小学校費・3中学校費)
経済的な理由によって、就学が困難と認められる児童生徒に対し、就学に必要な費用を援助した。

対象児童・生徒 小学校 526人 中学校 268人

17.特色ある学校づくり推進経費 (10教育費 1教育総務費)
地域の特性を生かした創意ある活動に努め、地域に根ざした魅力ある学校づくりを推進した。

登別温泉入浴体験事業
参加対象児童 443名(小学校3年生)
総合的な学習活動研究推進事業
小学校 主に野外での体験学習 中学校 主に企業等での職場体験学習
生活科実施等経費
小学校(1・2年) 動物の飼育・学校菜園等

18.開かれた学校づくり推進事業費 (10教育費 1教育総務費)
学校が地域住民の信頼に応えるため、地域等との連携を密に取り、説明責任を明らかにする等、開かれた学校づくりを推進した。

学校評議委員の設置 71人

19.スクールバス運行経費 (10教育費 1教育総務費)
札内地区及び来馬町に居住する児童生徒が通学するための送迎用スクールバスを運行した。

対象児童生徒 小学校 8人  中学校 3人
運行日数 250日

20.子供と親の相談員活用経費 (10教育費 1教育総務費)
小学校の教育相談体制の強化を目的として相談員を配置し、不登校などの早期発見、早期対応など未然防止に努めた。

配置校  鷲別小学校
実施内容 週2回程度 年350時間

21.第36回北海道中学校バドミントン大会事業補助金 (10教育費 1教育総務費)
生徒たちに広くスポーツ実践の機会を与え、技能、体力の向上を図る目的のため、登別市中学校体育連盟に体育振興費として補助した。

22.外国青年招致経費 (10教育費 1教育総務費)

事業内容
中学校での英語指導、市民対象の英会話教室
小学校での交流 、地域住民等との交流

23.少年の主張大会経費 (10教育費 5社会教育費)
少年が日常生活の中で体験したことや日ごろから考えていることなどを広く発表することにより、広く市民からの理解を求めるとともに、同世代の少年の意識高揚を図った。

期日   平成17年6月7日
場所   緑陽中学校
発表者数 10人(各中学校2人)

24.子ども地域交流プラザ実施経費 (10教育費 1教育総務費)
児童生徒に豊かな体験の場を与え、主体的に休日を過ごさせるよう、地域・各団体との連携を図り、親子のふれあいを重点に置いた体験活動を計画し、推進した。

登別市「子ども地域交流プラザ」運営委員会  会議 年2回
中学校区運営委員会
社会教育施設での事業展開

25.特別活動推進経費(小学校) (10教育費 2小学校費)
学校の実態や児童の発達段階などを考慮し、児童による自主的・実践的な活動を助長した。

26.特別活動推進経費(中学校) (10教育費 3中学校費)
学校の実態や生徒の発達段階などを考慮し、生徒による自主的・実践的な活動を助長した。

27.自然体験学習推進経費 (10教育費 1教育総務費)
ふぉれすと鉱山ネイチャーセンターでの自然体験を通して、児童の自立心を養い、豊かな心を育てた。

28.教職員住宅整備事業費 (10教育費 1教育総務費)
教職員住宅において、老朽化の著しい物置を改修し、居住環境の改善を行った。

実施箇所   片倉町教員住宅物置改修

29.小中学校屋根・外壁改修事業費 (10教育費 2小学校費)
小中学校の老朽化した校舎の屋根・外壁を改修し教育環境の改善を行った。

幌別西小学校屋根改修
幌別西小学校外壁改修 

30.小中学校暖房設備改修事業費 (10教育費 2小学校費)
小中学校の暖房設備のうち、能力低下により支障をきたしている箇所を改修し、教育環境の改善を行った。

鷲別中学校暖房設備改修

31.教育施設水洗化事業費 (10教育費 1教育総務費)
公共下水道の供用開始区域内の公共施設について、年次的に水洗化を実施する。

実施箇所 緑陽中学校、鷲別町教員住宅2棟、美園婦人研修の家

32.教育施設解体事業費 (10教育費 1教育総務費)
老朽化し、使用していない教育施設等を解体し、跡地の整備を行った。

登別本町教員住宅解体

33.給食センター調理場内改修事業費 (学校給食事業特別会計)
給食センター調理場内の床面のひび割れ剥離が著しいため、給食に破損した一部が混入する恐れがあり、衛生管理が困難になることから、床面工事を行った。

34.登別市特殊教育振興協議会交流学習事業補助金 (10教育費 1教育総務費)
心身に障がいをもつ児童生徒の宿泊・野外学習及び交流学習の実施に係る経費を補助した。

35.特殊教育就学奨励費 (10教育費 2小学校費・3中学校費)
特殊学級に就学している児童生徒の保護者に対して経済的な負担を軽減するため、必要な費用を援助した。

小学校 33人  中学校 9人

36.特別支援教育推進経費 (10教育費 2小学校費・3中学校費)
心身に障がいのある児童・生徒の障がいの状況を的確に把握し、一人ひとりの自立心を最大限伸ばせるよう支援した。

37.言語治療教室運営経費 (10教育費 1教育総務費)
ことばの障がいがあるために能力を十分に発揮できない子どもに対し、最も必要な教育を行い、強く明るく、たくましく育つ教育を行った。

運営内容 ・幼児部、小学部の入級判定 ・保護者との教育相談 ・言語指導

38.私立高等学校教育振興補助金 (10教育費 1教育総務費)
入学金や備品購入費の一部を助成し、私学教育の振興を図った。

39.小中学校情報推進事業費 (10教育費 1教育総務費)
小中学校の情報教育の推進を図るため、年次的にパソコン等の情報通信機器の整備を図った。

第3節 いきいきとした学習の機会と場をつくる

1.学習機会の提供と社会教育団体等の育成
・次代を担う青少年をはじめ市民の学習活動を促進するため、学習機会の提供を図るとともに、社会教育団体や各種市民サークルの支援・育成に努めた。

1.青少年育成指導経費 (10教育費 5社会教育費)
未来を担う青少年を健やかに育てるために、都市化の進む中での非行行為を未然に防ぐとともに、皆の模範となる青少年の育成に努めた。

青少年問題協議会(年2回開催)
青少年補導センター
補導委員による巡回(年12回)、育成だよりの発行(年2回)等

2.成人祭経費 (10教育費 5社会教育費)

期日 平成18年1月8日
場所 登別マリンパーク ニクス(ドルフィン館)
参加者数 443人

3.登別市子ども地域交流プラザ事業補助金 (10教育費 5社会教育費)
登別市子ども地域交流プラザの活動を支援し、青少年の健全育成を図った。

主な事業
ふれあい体験(ふれあい農園)
ふるさと探訪(巡視船乗船体験)
ふるさとゼミ(地引網体験)
ふるさと広場(冒険キャンプ・サマーチャレンジ、ふぉれすと鉱山冬まつり、パネル展)
各中学校区子ども地域交流プラザ事業

4.青年国内派遣研修助成金 (10教育費 5社会教育費)
地域の生涯学習の指導に携わる者やこれから取り組む意欲のある者を募り、先進的な団体活動や学習活動などの体験・情報交換を通して、生涯学習の推進を支えるリーダーの養成に努めた。

期日 平成18年3月7日~9日
場所 長野市、東京都、神奈川市
派遣人員 4名(引率者なし)

5.ボーイスカウト登別第一団運営事業費補助金 (10教育費 5社会教育費)
青少年の健全育成を目的としたボーイスカウト活動に対して補助した。

6.子ども会活動振興助成金 (10教育費 5社会教育費)
登別市子ども会育成連絡協議会(47団体:9地区)の事業を助成することにより、青少年の健全育成を図った。

事業内容 こいのぼりマラソン大会、子ども盆踊り大会、かるた大会、リーダー研修会、広報「登子連」全戸配布など

7.公民館事業等経費 (10教育費 5社会教育費)
公民館等を活用し様々な学習機会を設ける公民館講座を開催し、生涯学習の推進を図った。

・年越しは手打ちそばで教室(2回) 参加人数 28人
・つけものフェスティバル 参加人数 400人(出品者68人 出品数125作品)
・ペンギン博士教室 参加人数6人

第4節 個性豊かなふるさとの文化をつくる

1.地域に根ざした個性ある文化活動の支援
・優れた芸術にふれる機会の提供と市民の活発な文化活動を育む環境づくりを促進するため、文化・スポーツ振興財団に対し支援を行うとともに、各種文化団体や市民サークルの取り組む様々な文化活動の支援に努めた。

2.文化を育む環境づくり
・登別・室蘭・伊達三市でPMF2005ウィーン木管アンサンブル演奏会を開催し、地域文化の向上と文化ネットワークの形成を図った。

3.文化財の保護と郷土芸能の伝承
・知里幸恵の生涯と業績を後世に伝えるための「知里幸恵フォーラム’05」を支援した。
・郷土の歴史や文化についての体験学習と伝承活動を行った。
・文化財の保護に関する活動を行った。

1.文化振興助成金 (10教育費 5社会教育費)
地域に根ざした個性豊かな文化を育むため、登別市文化協会に助成金を交付し、文化協会及び各文化団体の自主的な文化活動の支援に努めた。

登別市文化協会加盟状況 35団体 約2,500人

2.児童・生徒文化振興助成金 10教育費 5社会教育費)
市内の小中学校、高校に在籍する児童生徒の文化活動を支援し、全道・全国大会に出場する際の経費の一部を助成した。

助成団体 幌別中学校・登別中学校(2回)・緑陽中学校吹奏楽部、登別大谷高等学校書道部
助成件数 5件(124人)

3.コミュニティ助成事業 (2総務部 1総務管理費)
コミュニティ活動に必要な設備の整備(購入等)について、市が補助金の交付を決定した。
なお、補助金は(財)自治総合センターから市に助成金として全額交付された。

平成17年度実績  鷲別子供獅子舞保存会

4.文化・スポーツ振興財団運営補助金 (10教育費 5社会教育費)
登別市の文化・スポーツの振興を図るため、(財)登別市文化・スポーツ振興財団の管理運営経費に対し助成した。

事務局管理経費
事務局人件費、役員報酬、消耗品、車両リース等

5.文化・スポーツ振興財団事業補助金 (10教育費 5社会教育費)
登別市の文化・スポーツの振興を図るため、(財)登別市文化・スポーツ振興財団の文化・スポーツ振興事業に対し助成した。

・文化振興事業
教室開催事業   8事業(パールアクセサリー教室等)
芸術鑑賞事業 5事業(海援隊トーク&ライブ等)
共催事業     3事業(市民文化祭等)
・スポーツ振興事業
教室開催事業   9事業(初心者テニス教室等)
大会等開催事業   7事業(市民パークゴルフ大会等)
講習会等開催事業  1事業(軽スポーツ指導者派遣事業)
振興奨励事業      (パークゴルフ奨励事業等)

6.三市合同文化事業負担金 (10教育費 5社会教育費)
登別・室蘭・伊達三市が効果的な文化事業の展開を進め、地域文化の向上と文化ネットワークの形成を図った。

PMF2005ウィーン木管アンサンブル演奏会
期日 平成17年7月13日
会場 室蘭市市民会館ホール

7.小学校合同芸術祭・中学校音楽祭経費 (10教育費 5社会教育費)
児童生徒の文化活動の発表の機会を設けることで、創作活動を喚起し、自発的な文化活動が行われる基礎とし、また、演奏、発表を通じて各学校の交流と文化の振興を図った。

中学校音楽祭    小学校合同芸術祭
期日  平成17年10月12日 期日  平成17年10月28日
会場  登別市民会館大ホール 会場  登別市民会館大ホール
参加者数 500人           参加者数 500人
知里幸恵フォーラム’05開催事業補助金 (2総務費 1総務管理費)
知里幸恵の生涯と業績を後世に伝えようと活動している市民団体が開催するフォーラムを支援した。

8.知里幸恵フォーラム’05
期日  平成17年9月18日 会場 市民会館
講演 「シマフクロウのいる風景」(講師 山本純郎)
歌    白鳥台小学校児童
カムイユラ中本ムツ子氏と知里森舎
パネルディスカッション
参加人数 180人

9.郷土資料館運営管理経費 (10教育費 5社会教育費)
ふるさと登別の歴史や文化を後世に伝え、郷土に対する理解を深めるために、貴重な市民の財産である文化財の収集と保管及び展示、資料に関する説明などを行った。

入館者数        2,769人
資料説明・総合学習   46回(1,070人)

10.文化伝承館運営管理経費 (10教育費 5社会教育費)
市民の文化向上に資するため、郷土の歴史や文化についての体験学習と伝承活動を行った。

体験学習実施回数  17事業(包丁とぎ体験、和菓子づくり等)
参加者数      386人

11.文化財保護経費 (10教育費 5社会教育費)
ふるさと登別の歴史や文化を後世に伝え、郷土に対する理解を深めるとともに、貴重な市民の財産である文化財を保存し活用するため、文化財審議会を開催するとともに、埋蔵文 化財の保護に関する事前協議について、北海道教育委員会への進達、協議、調査を行った。

・文化財審議会の開催 委員6名、年4回開催
市外にある登別の文化財の視察(札幌市、北海道立文書館)
市内の文化財の視察

・縄文出前講座
 小学校 4校、市民団体 2団体  (計330人)

・埋蔵文化財の保護に関する事前協議
協議件数7件 試掘、工事立会件数 5件

第5節 スポーツを通じて健康で活力ある生活をめざす

1.生涯スポーツ及び競技スポーツの振興
・各種スポーツ大会を開催するなど、市民が気軽にスポーツを楽しむことのできる機会の充実を図った。

2.スポーツ施設の整備充実
・岡志別の森運動公園や市民プール等運動施設の維持管理を行うとともに、登別市青少年会館(中央)の大規模改修を行った。

1.胆振管内スポーツフェスタ参加助成金 (10教育費 6保健体育費)
 市民の生涯にわたる健康及び体力づくりを推進するとともに、スポーツへの参加意欲の高揚を図るため、胆振管内スポーツフェスタの参加推奨に努めた。

第5回胆振管内スポーツフェスタ夏季大会
期日 平成17年7月3日 場所 室蘭市
種目 卓球、ソフトテニス、バドミントン、ゲートボール、ミニバレーボール、パークゴルフ、ウォーキング
参加者数 登別市 87人 (胆振管内 1,119人)
第5回胆振管内スポーツフェスタ冬季大会(スキー競技)
期日 平成18年2月12日 場所 登別市

種目 大回転
参加者数 登別市 21人 (胆振管内 97人)

2.生涯スポーツ振興及びスポーツ関連団体の育成事業費 (10教育費 6保健体育費)
生涯スポーツへの参加意欲を高めるとともに、スポーツを通じた交流と親睦を図った。

生涯スポーツ振興のための事業
市民ラジオ体操会
市民体力テスト会(市民スポーツ・健康フェスティバルと合同開催)
各種講習会及び協議会
姉妹都市少年スポーツ交流(宮城県白石市:水泳、サッカー)

3.体育協会助成金 (10教育費 6保健体育費)
市内におけるスポーツの底辺拡充と競技力の向上のため、登別市体育協会に助成金を交付した。

加盟団体 19団体
事業内容
・加盟団体事業への支援 ・指導者の育成強化 ・表彰
・胆振管内スポーツフェスタの参加 ・スポーツ交流の促進 
・賛助会員の登録促進 ・関係団体事業の協賛 等

4.スポーツ少年団育成助成金 (10教育費 6保健体育費)
青少年の心とからだの健全育成、仲間との連帯感を養うため、登別市スポーツ少年団本部に助成し、加盟団体の育成を図った。

加盟団体 22団体(8種目) 380人
事業内容
・スポーツ少年団育成 ・リーダー養成 ・地域交流
・競技別交流会の参加 ・単位団体事業助成 ・姉妹都市との交流推進 等

5.三市スポーツ大会事業費 (10教育費 6保健体育費)
スポーツ活動を通じて技術の向上及び登別・室蘭・伊達三市の児童生徒の親睦を図った。

陸上競技大会(夏季)
期日 平成17年8月9日
場所 室蘭市入江陸上競技場
参加者数 登別市 98人
歩くスキー大会(冬季)
期日 平成18年2月26日
場所 登別市ネイチャーセンター
参加者数 登別市 35人

6.児童生徒スポーツ振興助成金 (10教育費 6保健体育費)
市内の小・中・高校に在籍する児童・生徒及び市内に住所を有するスポーツ団体を対象に、全道及び全国大会に参加する場合の経費の一部を負担した。

助成件数 全国大会 3件 5人  北海道大会 57件 598人

7.体育指導委員会経費 (10教育費 6保健体育費)
スポーツ団体に対する指導や大会開催に対する支援のほか、体育指導委員を研修会等に参加させる等、資質の向上に努めた。

体育振興事業 市内スポーツ団体への指導
登別市体育指導委員会 委員数 15人
事業内容 ・市民ラジオ体操会 ・市民体力テスト会 ・各種研修会への参加 等

8.学校開放事業費 (10教育費 6保健体育費)
スポーツを通じて市民の健康増進と交流を図るため、小中学校の体育館を開放した。

屋内体育館
開放校 10校
開放期間 平成17年4月10日~平成18年3月31日(土・日曜日、祝日等を除く)
利用団体 2,388団体
利用者数 37,167人

9.陸上競技場整備事業費 (10教育費 6保健体育費)
公認グラウンドの更新のため、グラウンド内の整備を行った。

10.体育施設維持管理経費 (10教育費 6保健体育費)
市民のスポーツ振興及び健康増進を図るため、登山道や陸上競技場、市営プールの体育施設を維持管理した。

11.岡志別の森運動公園運営管理経費 (10教育費 6保健体育費)
岡志別の森運動公園の運営管理について、登別市文化・スポーツ振興財団に委託した。

利用者数
野球場       4,540人
テニスコート    7,742人
パークゴルフ   25,540人

12.総合体育館運営管理経費 (10教育費 6保健体育費)
総合体育館の利用促進を図るため、広報等を通じて市民周知を図った。

利用者数  69,185人

13.青少年会館運営管理経費 (10教育費 6保健体育費)
 市内4か所にある青少年会館を年次的に維持補修し、安全とスポーツ振興を図った。

利用者数 53,121人

14.市民プール運営管理経費 (10教育費 6保健体育費)
市民の幅広いニーズに対応して公認競技用プールの機能、アクアスポーツ普及のための機能及び水の効能を生かした健康増進機能を確保することにより、市民の健康増進と余暇の健全な活用を図った。

利用者数 118,726人

15.青少年会館改修事業 (10教育費 6保健体育費)
市内4箇所にある青少年会館を年次的に補修し、市民の安全で快適な環境を整えた。

改修箇所  登別市青少年会館(中央) 窓、床、天井等

16.市民プールバスパック業務委託料 (10教育費 6保健体育費)
登別地区、温泉地区、鷲別地区等遠方の利用者増を図るため、バス会社と協議の上入館料とバス料金を組み合わせたバスパックを実施した。

利用状況   販売枚数  229枚

第6節 生涯学習を支える図書館機能を高める

1.図書館サービスの充実
・蔵書の充実を図るとともに、児童室だよりの発行、幼稚園児の読書感想画募集、図書館ホームページの充実など、図書館の持つ機能の拡充に努めた。

1.図書館運営管理経費 (10教育費 5社会教育費)
市民の情報拠点・学習拠点として図書館の利用促進を図るため、蔵書の充実や資料の収集に努めるとともに、「図書館まつり」の開催をはじめ、幼児から高齢者までの市民を対象にさまざまな事業を実施した。

購入図書冊数   6,398冊
蔵書冊数    135,176冊
貸出登録者数   13,623人
貸出冊数    199,602冊
相互貸借冊数    2,989冊


主な実施行事・事業
学校週5日制行事 絵本の読み聞かせ等     46回    935人参加
読書推奨事業   読書感想文コンクール等  13回  1,373人参加
新刊図書案内の発行(市内公共施設へ配布)    毎月 340部
児童室だよりの発行(市内小学校等へ配布)     毎月3,700部
団体貸出(幼稚園、学校、公共施設)         7,698冊貸出し
配本所(鷲別・登別・登別温泉)への配本(年4回入替)   31,319冊貸出し
移動図書館車への配本(随時入替)         23,014冊貸出し

2.新図書館建設基金積立金 (10教育費 5社会教育費)
新図書館の建設に向けて設立した基金に積み立てを行った。

平成17年度積立額 348千円
平成17年度末現在積立額 134,611千円

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