4.調和の中でふるさとを演出するまち

公開日 2013年02月25日

(基本的な姿)

土地利用構想に従って、自然や景観と調和した人間性あふれる都市施設の整備がすすみ、機能的で利便性の高い市民生活が営まれています。

あらゆる都市施設は、高齢者やハンディキャップを持った人々にやさしいノーマライゼーション(※1)都市にふさわしい整備がすすめられるとともに、生態系に配慮した川づくり、ふれあい豊かな住宅地など都市基盤の整備がすすんでいます。

また、高度情報化社会の通信基盤や地域内、都市間交通の高次なネットワーク(※2)が形成され、利便性の高い市民生活に加え活発な産業経済活動が営まれています。

(点描)

  • 高度な都市機能が集中する地区とうるおい豊かな暮らしの場がバランスよく配置されています。
  • まちが緑に包まれているような都市環境がつくられ、豊かな自然と調和した市民生活が実現しています。
  • 市街地を貫く主要道路は、十分に幅広く、樹林帯が自動車交通の安全性と市民の散策の快適性を確保しています。また、自転車専用道路が整備され、快適なサイクリングが楽しまれています。
  • リニアモーターカー(※3)などの都市間高速交通網やコンピュータ制御の無人交通システムの整備とともに、市街地は、高架により連続立体交差化されています。
  • 個性的なポケットパーク(※4)が市内各地に設けられ、街のオアシスとして市民の憩いの場所となっています。
  • 親水公園が美しい河川に整備され、多くの野鳥観察や散策など市民に親しまれています。
  • 低コストで地熱発電を行うシステムが開発され、ゆとりのある敷地に環境にやさしい北方型のオール電化住宅が建設されています。
  • 地域間航空の発達に伴い、コミューター(※5)やヘリコプターが離発着できる滑走路、ヘリポートが整備されています。

(※1)ノーマライゼーション
高齢者も障害者もすべての人々が、ともに暮らし、ともに生きぬく社会こそ正常(ノーマル)であるという考え方。

(※2)ネットワーク
情報・交通網

(※3)リニアモーターカー
磁気浮上式の超高速列車

(※4)ポケットパーク
わずかな土地を利用した公園・小公園

(※5)コミューター
小型機

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