公開日 2025年03月27日
廃棄物処理施設の稼働年数は、一般的に20年程度とされているが、施設を構成する設備・機器の中には20年程度経過しても部分的な補修で設備等の健全度を回復させることが可能なものもあることから、クリンクルセンターでは、令和11年度までの30年間稼働できるよう、平成22年度から計画的に適時・的確な延命化対策を講じることにより、トータルコストの低減を図るとともに、この延命化対策の早期着手により、施設の安全性と信頼性の確保を図り、安定稼働に努めてきました。
令和12年度以降の施設の在り方については、令和3年度から令和4年度にかけ、新設案と再延命化案について経済性や廃棄物処理の安定性などにより評価を行い、その結果、再延命化が妥当と判断し、クリンクルセンターを令和21年度までの40年間稼動する方針を決定しました。
クリンクルセンター再延命化計画は、こうした経緯を踏まえ、引き続き、施設の安定稼働に資するよう、改修工事等について計画するものであります。
計画の期間
令和7年度~令和21年度(15年間)
計画の概要
焼却処理施設、破砕・資源化処理施設及び建物本体・建築設備に係る再延命化工事について、早期の保全を図るとともに、今後の物価高騰による経費上昇のリスクなども考慮し、令和7年度から令和10年度までに集中的に実施します。また、引き続き、定期的にダイオキシン類対策を講じるほか、経常的に各施設の状態等に応じて定期整備・補修を実施します。
クリンクルセンター再延命化計画書
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