公開日 2025年03月27日
室蘭保健所管内において、令和7年3月27日付けで水痘注意報が発令されました。
今後、流行がさらに拡大する可能性がありますので、感染予防対策を心がけましょう。
水痘の感染予防
・水痘の原因ウイルスは空気感染するため、患者との接触を避ける以外に有効な予防法はありませんが、水痘ワクチンの接種によって重症化や発症を防ぐことができると考えられています。1歳から3歳未満までの方は定期接種により無料で接種することが可能なため、接種がお済みでない方は、今後流行がさらに拡大する可能性に備え、ワクチン接種をご検討ください。
・学校保健安全法施行規則により、水痘を発症した場合、全ての発しんがかさぶたになるまで出席停止と定められています。
水痘とは
水痘は、水痘-帯状疱疹ウイルスの初回感染によって引き起こされる疾患で、感染後2週間程度潜伏したのちに発しん・発熱などの症状が出現します。多くは発しんがかさぶたになって(痂皮化)治癒しますが、一部は脳炎・肺炎・肝炎などと合併し、重症化することもあります。
とくに抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、薬剤などの影響で免疫力が低下している人が感染した場合、重症化しやすいので、注意が必要です。
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