伝染性紅斑(リンゴ病)に注意しましょう

公開日 2024年12月16日

現在、全国的に伝染性紅斑(リンゴ病)の患者届出数が増加しています。

今後さらに流行が拡大する可能性がありますので、感染予防に努めましょう。

感染予防方法

伝染性紅斑は、咳の飛まつを吸い込んだり感染者と接触したりすることで感染します。
そのため、こまめな手洗いや咳エチケット、マスクの着用などが感染予防や感染拡大防止に有効です。

妊娠中または妊娠の可能性がある方へ

これまで伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児の胸やお腹に水がたまったり全身がむくんだりする「胎児水腫」などの重篤な状態や、流産の危険性が高まる可能性があります。熱や倦怠感が出現した後に発しんが出るなど、伝染性紅斑を疑う症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。また、感染しても症状がない場合(不顕性感染)もあるため、周囲に伝染性紅斑に感染している人がいる場合は、妊婦健診の際に医師に伝えてください。

伝染性紅斑とは

伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19による、小児を中心にみられる流行性の感染症です。
両頬に赤い発しん(紅斑)が出ることから「リンゴ病」とも呼ばれています。
潜伏期間は約10~20日で、まず両頬に赤い発しんが現れます。続いて、体や手・足に網目状やレース状の発しんが広がり、これらの発しんは1週間程度で消失します。
両頬に発しんが出現する1週間ぐらい前に、微熱や風邪を疑うような症状が出る人が多く、この時期にウイルスの排出が最も多くなります。発しんが現れる時期には感染力はほぼ消失します。
成人では関節痛を伴う関節炎や頭痛などの症状が出ることもありますが、ほとんどは合併症を起こすことなく自然に回復します。

問い合わせ

保健福祉部 健康推進グループ
TEL:0143-85-0100
FAX:0143-85-0111
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