公開日 2024年03月14日
本年1月1日に能登半島地震が発生しました。
また、13年前の2011年3月11日には東日本大震災が発生しています。
過去の震災では、地震そのものによる被害だけでなく、地震をきっかけにした製品事故も発生しています。
製品事故には、主に地震直後に発生するものと、復旧時に発生するものがあります。
また、地震によってインフラが停止した際に使用する製品として、停電時でも電気製品の利用を可能とする携帯発電機や、ガスの供給が止まっても調理を可能とするカセットこんろ等があります。しかし、これらの製品も誤った使い方をすると重大な事故につながりますので、震災時に気を付けるポイントをお知らせします。
地震発生時及び日頃から気を付けるポイント
- 揺れが収まったら、電気製品の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く。ブレーカーを切る(OFFにする)。
- 揺れが収まったら、ガス機器の火を消す。自宅から避難する際に余裕があればガスの元栓を閉める。
- 家具を固定する、暖房器具の周辺に可燃物を置かない、感震ブレーカーを取り付けるなど、地震発生時に製品事故が発生しないよう備える。
災害時に使用する製品で気を付けるポイント
【携帯発電機】
- 携帯発電機は屋内では絶対に使用せず、屋外の風通しの良い場所で使用する。
【カセットこんろ/カセットボンベ】
- カセットボンベは機器に正しく装着する。
- カセットこんろ/カセットボンベの経年劣化に注意する。
- カセットこんろを覆うような大きい鍋や鉄板などは使用しない、カセットこんろを2台以上並べて使用しない。
- 周囲に可燃物がある場所や狭い場所ではカセットこんろ/カセットボンベを使用しない。
復旧時に気を付けるポイント
- ブレーカーが切れていることを確認する。
- 製品が損傷したり水没していないか、動作に異常がないかを慎重に確認する。
詳しくは消費者庁のウェブサイトをご覧ください。
【消費者庁ウェブサイト】
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_075