公開日 2023年02月10日
衝撃を検知して自動で119番を発信する機能が搭載されている機種があります
緊急時、自動で119番を発信する機能とは
最近発売されたスマートフォンには「衝撃事故検出機能」が備えられているものがあります。
またスマートウォッチでも同様の機能が提供されているものがあります。
これは交通事故や転倒事故などで強い衝撃を検知すると警告音が鳴り、警告画面が表示され、使用者がキャンセルを行わないと自動的に119番通報を行う機能です。
深刻な事故に見舞われた場合は有効な機能ですが、最近は意図せず通報されることが見られるようになりました。
このような時は自動で通報されている場合があります
○車を運転中に急ブレーキをかけた
○ジェットスキーを運転していた
○スキーやスノーボード、スポーツの最中に転倒した
○端末を落下させてしまった、端末を入れたカバンを落下させてしまった
など、衝撃を感知した時は機能が作動している場合があります。
必要がないのに自動で119番を発信する機能が作動したら
○警告の画面表示が出ている場合は、119番を発信する前にキャンセルすることができます。事前にお使いの機器の操作方法をご確認ください。
○119番が発信されてしまった場合は、電話を切らずに「誤作動で通報しました」などとお伝えください。
消防から折り返し連絡が入った場合は必ず電話に出てください
119番通報を受信した消防機関では通報の内容がわからない場合、「かけ間違い」なのか「意識を失った・会話をすることができない状態」なのかを判断することができません。
119番通報時は「電話番号」や「発信した端末の位置情報」が共有されていますので緊急で情報収集を行い、消防車・救急車などが通報者の捜索を行うこともあります。
登別市消防署警備グループ(℡0143-85-6088)から電話があったら、必ず応答して消防車や救急車が必要な状況かどうかをお伝えください。
誤作動の場合は「誤作動で通報しました」とお伝えください。
詳しくは、総務省消防庁情報サイトをご覧ください
スマートフォンから自動で発信する機能について | 消防救急無線・119番緊急通報 | 総務省消防庁 (fdma.go.jp)