公開日 2022年06月09日
登別市内の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は、ゴールデンウィーク明けに急増し、若干の減少が見られましたが、ここ2週間の新規感染者数については、道内、胆振管内において減少傾向にありますが、登別市内においては、一週間の感染者数が62人から121人に倍増するなど、全く予断を許さない状況にあります。
感染の状況としては、児童の感染が多く見られる一方、幅広い年代の方の感染も多く、家庭内で感染が広がっている傾向がうかがわれます。
しかしながら、新規感染者の多くは感染経路が不明であることから、私たちは、いつ誰がどのタイミングで感染してもおかしくはありません。
全国的に新規感染者数が減少傾向にあるとの報道や、長引くコロナ禍の中で「自分は感染しない」「感染しても重症化しない」といった油断をしていないでしょうか。
現在、新規感染が判明している方は、軽症や無症状であることが多く、知らないうちに職場や家族などを通じて感染を広めてしまっている可能性があります。
たとえご自身が軽症や無症状であったとしても、感染を広めた相手が同様に軽症や無症状であるとは限りません。
そのため、市民の皆様におかれましては、今一度、初心に返って
● 人と会話をするときにはマスクを着用する。
● こまめに手洗い、うがい、手指消毒をする。
● 家族間において、互いに体調管理に気を配る。
● 家族以外の方と会うときには、自身の数日の行動を思い起こし、感染リスクについてしっかりと考えてから面会する。
など、「うつらない」「うつさない」をしっかりと心に留め置き、基本的な感染症対策を徹底することで、大切なご家族や友人、同僚を守り、ともに乗り越えていきましょう。
令和4年6月9日
登別市長 小笠原 春一