公開日 2022年01月20日
感染拡大に伴う市民の皆様へのお願い
昨年末まで小康状態を保ってきた新型コロナウイルス感染症は、感染力が非常に強いオミクロン株への置き換わりとともに新規陽性者数が急増し、感染の第6波が顕著となっております。1月9日には広島、山口、沖縄3県を対象にまん延防止等重点措置が実施されたことに加え、1月21日からは東京都など1都12県もまん延防止等重点措置が実施されることとなりました。登別市においても、1月に入ってからは市職員2名を含む9名の新規感染者が確認されており、第6波が確実に登別市内に急速に広がっています。
市民の皆様におかれましては、長期にわたる新型コロナウイルスとの戦いで、「自粛疲れ」を感じている方も多いことと思います。
また、「自分だけは大丈夫」と思い込み、コロナへの危機感が薄れ、対策がおろそかになってきていませんか。
市の公共施設においては、市民の皆さんのご理解とご協力を得ながら、収容率を抑えるなどの取組を継続して進めています。今後、まん延防止等重点措置の対象地域となった場合も引き続き、利用者の皆様にご協力をお願いしてまいりますが、第6波以降も感染の大きな波が続く可能性があります。公共施設の利用はもちろん、民間施設の利用に当たっては、市民や各種団体の皆様一人ひとりが、市の制限の有無にかかわらず、感染拡大を防ぐための取組を行っていただきたいと切に願います。「この会場では何人くらい入れるだろうか」「この距離感で会議をしても大丈夫だろうか」「少人数の作業で距離感を持ちながら会話をしなければ大丈夫か」など、絶対の感染対策は存在しないのかもしれませんが、一人ひとりが、その時、そのときの状況を自ら考えながら、しっかりと感染対策を行っていくことが、私たちに求められています。
今、第6波で主流のオミクロン株は、非常に強い感染力があると言われており、感染しても無症状の方が多く、日常生活を送る中で感染する危険性はこれまで以上に高まっています。
自身はもちろん、大切な家族を守るためにも、感染防止の大切さを今一度思い出していただき、3つの密(密閉・密集・密接)を避ける、マスクの着用や手指消毒の実施など、基本的な感染防止対策を徹底し、「うつらない うつさない」を十分に心がけ、感染防止に向けた積極的な行動をとり、日常生活を送ってくださいますよう、改めてお願いいたします。
令和4年1月20日
登別市長 小笠原 春 一