「緊急事態宣言」発出に伴う市民の皆様へのお願い

　８月25日（水）、政府は、新型コロナウイルス感染症の拡大が著しいこと、また、デルタ株による感染が、これまでよりも幅広い世代に対して拡大していることから、より強い感染対策を行うため、8月27日（金）から北海道を含む８道県を緊急事態宣言の対象地域に追加しました。
　これにより、私たちは３度目の緊急事態宣言下での生活を経験することとなりますが、「緊急事態」という言葉に慣れ、感染症対策をおろそかにすることなく、初めて緊急事態宣言が発出されたときに抱いた緊張感を持ち、油断せず、新型コロナウイルス感染症に「自身がかからない、家族や周りの人にもかからせない」といった強い決意の下、感染拡大の防止に取り組んでいただきたいと考えております。
　これまでのまん延防止等重点措置の期間においても不要不急の外出などを自粛していただいてきたところでありますが、緊急事態宣言下においては、より一層、不要不急の外出や、緊急事態宣言などの対象地域との往来を強く自粛していただきたいと考えております。
　また、デルタ株は子どもへの感染力が強いと言われています。ご自身の命とご家族の命、子どもたちの命を守るためにも、家族での旅行や外出などを予定されている方には、中止や延期を検討していただき、人出が多くなることが見込まれる土曜日、日曜日については、平日よりも一層、旅行を中止・延期してくださいますようお願いします。
　なお、市におきましても、市内の公共施設について、保育所や放課後児童クラブなど一部を除き、８月27日（金）から９月12日（日）までの間、原則休館とします。
　一人一人の取り組みの積み重ねが感染防止には重要となってまいります。
　一日も早く日常を取り戻すため、感染拡大防止対策の徹底について、ご理解とご協力をお願いします。

令和３年８月26日
登別市長 小笠原 春 一