公開日 2021年05月10日
「まん延防止等重点措置」に伴う市民の皆様へのお願い
5月7日、国は、北海道を「まん延防止等重点措置」を実施すべき区域としました。
北海道においては、この決定を受け、札幌市を対象に、緊急事態宣言と同等の強い措置を実施するとともに、これを踏まえた全道における感染拡大防止の取組を進めることとしています。
市民の皆様におかれましては、これまでも「三つの密」を避け、マスクの着用や手洗いをはじめとした基本的な感染症対策に努めていただいているところではありますが、胆振管内の新規陽性者は、日に日に増加している状況にあります。
また、5月6日には40代の登別市民が1名、5月8日には90代の登別市民1名が新型コロナウイルスに感染し、入院していることが、北海道から発表されました。
全国の感染状況を見ると、様々な地区において毎日のように一日の感染者数最多を更新しており、よりいっそうの警戒が必要となっています。
しかしながら、国が令和2年4月に、新型コロナウイルスへの対策として緊急事態宣言を初めて発出した時と比べ、私たちは、心のどこかに、新型コロナウイルス感染症への「慣れ」から、緩みをつくってはいないでしょうか。
マスクの着用などの基本的な感染症対策は、もちろんですが、「登別は大丈夫だ」、「私だけは大丈夫」などの油断を自分に許さないことが、とても大切な感染症対策の一つです。
そして、自らの立場に置き換えて、感染された方やご家族への誹謗中傷、根拠のない噂の拡散などは厳に慎み、思いやりのある行動をお願いします。
市民の皆様におかれましては、引き続き、次の対策の徹底をお願いします。
◎緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域との不要不急の往来を控える
◎できる限り札幌市との往来を控える
◎体調が悪いときは外出を控える
今、登別市はもちろん、日本が、そして世界が新型コロナウイルスの感染拡大など、重要な局面を迎えています。この状況を一丸となって乗り切るため、市民の皆様のご協力をお願いします。
令和3年5月10日
登別市長 小笠原 春一