公開日 2020年05月28日
国の緊急事態宣言が5月25日で解除されたことから、北海道教育委員会より、徹底した感染防止対策を前提として、通常の授業を再開する方針が示されました。
本市においても、対策本部会議で関係部局と十分に相談しながら、感染防止対策を徹底した上で授業を再開することとしましたので、保護者の皆様におかれましてはご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
1.6月1日(月)から通常授業を再開します。
各学校では、学級規模や児童生徒数に応じて実施可能な感染防止対策を講じるとともに、5月22日に文部科学省が示した「学校の新しい生活様式」を踏まえ、子どもたちの健康と安全を守りながら教育活動を実施していきます。 |
(1)同日から給食を再開します。
(2)中学校の部活動については、各学校から連絡があります。
教育委員会では、児童生徒向け配布資料「登別市版・学校での新しい過ごし方」リーフレットを作成しました(登別市版・学校での新しい過ごし方[PDF:430KB])。ご家庭でもご指導ください。
2.基本的な感染症対策の実施について…3つのポイントを踏まえ、取組を行います。
感染源を絶つ
登校時、児童生徒の検温結果と健康状態を把握します。
【ご家庭へお願い】
(1)引き続き、家庭での体温測定をしてください。発熱等の風邪症状が見られる場合は登校させず、自宅で安静にするか、医療機関を受診してください。
(2)登校時はマスクを着用し、清潔なハンカチやティッシュを持参させてください。
感染経路を絶つ
(1)手洗い・咳エチケットを徹底して指導します。流水での手洗いができない際は、手指用の消毒液を使用します。
(2)教室やトイレなど児童生徒等が利用する場所のうち、特に多くの児童生徒等が手を触れる箇所(ドアノブ、手すり、スイッチなど)は消毒液を使用して清拭します。
抵抗力を高める
免疫力を高めるため、「十分な睡眠」、「適度な運動」及び「バランスの取れた食事」を心がけるよう指導します。
3.集団感染のリスクへの対応
引き続き、3密(換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、間近で会話や発声をする密接場面)が同時に重なる場を避け、教育活動を行っていきます。
「密閉」の回避
換気は、気候上可能な限り常時、困難な場合はこまめに、2方向の窓を同時に開けて行うようにします。
「密集」の回避
児童生徒の間隔は、1mを目安に学級内で最大限の間隔をとるように座席を配置します。教室等の制約から1mの距離を確保できない場合は、できるだけ距離を離し、換気を十分に行うことや、マスクを着用することなどで3密を避けるよう努めます。
「密接」の場面への対応
近距離での会話や発声等が必要な場面も生じうることから、飛沫を飛ばさないよう、児童生徒等及び教職員は、基本的には常時マスクを着用します。ただし、気候の状況や体育の授業等で健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合は、マスクを外します。その際、換気や児童生徒等の間に十分な距離を保つなどの配慮をします。
4.教科等の活動について
以下の活動は、児童生徒の実態や状況に応じて、可能な限り感染症対策を行った上で段階的に実施することを検討していきます。
各教科等に共通する活動
「長時間、近距離で対面形式となるグループワーク等」「近距離で一斉に大きな声で話す活動」
理科
「近距離で活動する実験や観察」
音楽
「室内・近距離で行う合唱」「リコーダーや鍵盤ハーモニカ等の管楽器演奏」
図画工作、美術
「近距離で活動する共同制作等の表現や鑑賞の活動」
家庭、技術・家庭
「近距離で活動する調理実習」
体育、保健体育
「密集する運動」「近距離で組み合ったり接触したりする運動」
※今年度の水泳授業は行いません。
5.その他
(1)清掃活動は、換気のよい状況で、マスクをした上で行うようにします。掃除が終わった後は、必ず石けんを使用して手洗いを行うようにします。
(2)休み時間の過ごし方は、学校の状況に応じて、必要なルールの指導を行います。会話は一定程度の距離を保ち、体が接触する遊びは行わないよう指導します。
6.今後の対応について
(1)国や北海道が新たな方針を示した場合や感染状況が変化した場合などは、緊急な対応や変更があることをご承知おきください。
(2)子どもたちの学びを保障し、学習内容を確実に定着させるため、長期休業期間の短縮等を検討しています。詳細が決まり次第、お知らせします。
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