公開日 2020年03月06日
大規模盛土造成地マップ
このマップに示された箇所が地震時に必ずしも危険というわけではありません。
大規模盛土造成地マップについて
阪神・淡路大震災(平成7年)、新潟県中越地震(平成16年)および北海道胆振東部地震(平成30年)では、谷や沢、傾斜地を大規模に盛土した造成地で、崖崩れや土砂が流出する被害が発生しました。
令和元年度に国土交通省都市局都市安全課が「宅地耐震化推進事業」、「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン」に沿って大規模盛土造成地の調査を実施し、登別市における大規模盛土造成地マップを作成しましたのでお知らせします。
市民の皆様に、大規模盛土造成地の存在を身近に知っていただくことで、防災意識を高め、災害の防止や被害の軽減につなげることを目的としています。
なお、マップは大規模盛土造成地の位置と規模を示すものであり、マップに示された箇所が地震時に必ずしも危険というわけではありません。
大規模盛土造成地とは
大規模盛土造成地には、「谷埋め型」と「腹付け型」の2つのタイプがあります。
1)谷埋め型大規模盛土造成地
谷や沢を埋めたてた造成地で、盛土の面積が3,000平方メートル以上のもの
2)腹付け型大規模盛土造成地
傾斜地に盛土した造成地で、地山の斜面が20度以上かつ高さ5m以上のもの
大規模盛土造成地での被害とは
地震による大きな揺れにより、盛土造成地全体または大部分が斜面下部方向へ移動する。
大規模盛土造成地の調査方法
令和元年度に国土交通省にて大規模盛土造成地の場所と大きさについての調査を行いました。昭和43年及び昭和55年の造成前の地形図と平成26年の造成後の地形図を重ね合わせ、谷間や山の斜面であった場所の地形が変わり、地盤が高くなっている場所が盛土区域となります。この盛土区域の中から大規模盛土造成地の条件に合った造成地を抽出します。なお、今回の調査では先に述べた地形図のほかに、上空からの写真、国土地理院の測量データを使用しました。
大規模盛土造成地マップのダウンロード
大規模盛土造成地マップに示された箇所が地震時に必ずしも危険というわけではありません。
大規模盛土造成地に関するQ&A
大規模盛土造成地マップについての詳細は、「大規模盛土造成地マップに関するQ&A」をご覧ください。
その他
国の取り組みに関する情報は、国土交通省のホームページをご覧ください。
宅地防災 http://www.mlit.go.jp/toshi/web/index.html
大規模盛土造成地の滑動崩落対策 http://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_tobou_fr_000004.html
わが家の宅地安全マニュアル http://www.mlit.go.jp/crd/pamphlet.html
宅地耐震化推進事業 http://www.mlit.go.jp/crd/web/jigyo/jigyo.htm
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