公開日 2016年06月20日
場所:登別市民会館
登別市で初めての開催となる防衛問題セミナーでは、「自衛官が語る あなたの知らない自衛隊の災害派遣活動」と題して、北部方面施設隊の中田副隊長からは東日本大震災時に被災地へ災害派遣された際の活動の詳細について、陸上自衛隊第13施設隊の小竹副隊長からは幌別駐屯地についてご講演いただきました。
近年、自然災害が頻発しており、自衛隊の災害派遣活動は被災者の支援や被災地の復興などに重要な役割を果たしております。本年4月に発生した平成28年熊本地震において、北部方面隊からは第13施設隊の約50名の隊員を含む総勢4,200名近くが派遣され、現地での救援活動や生活の支援などにご活躍されました。
参加者の皆様においては、本セミナーを通じて被災地の状況や救援活動など、普段聞くことのできない貴重な経験談を拝聴することができたことと思います。また、講演に引き続き、幌別駐屯地の隊員で構成される「北海自衛太鼓」、登別市民のチームである「颯太鼓」及び「登別太鼓」の演奏も行われ、セミナーを大いに盛り上げていただきました。
当日は大雨警報が発令されるほどの悪天候だったにも関わらず、これまでに道内で開催されたセミナーの参加者数を大きく上回る約600名の市民にご参加いただきましたことに、改めて感謝申し上げます。