場所：第２委員会室

 

１．副市長あいさつ

本日はお忙しい中、平成３０年第４回定例記者会見にお越しいただき、ありがとうございます。

また、記者会の皆様には、日ごろからさまざまな機会に市政に関する報道など、ご協力を賜り、重ねてお礼申し上げる次第であります。

本来であれば、市長が出席し、ご挨拶並びに平成３０年第３回市議会定例会の提出議案等について、説明するところでございますが、８月３０日に記者会の皆様に情報提供させていただきましたとおり、現在、本格的な復帰に向け、最終的な体調の調整を行うため、入院中でございます。

本日は、市長より、メッセージを預かっておりますので、代読させていただきます。

 

市民の皆様　記者会の皆様

　８月１２日に一度退院をした後、元気な姿で市民の皆さんとともに、まちづくりを進めていくため、自宅でリハビリを行い、体力回復に努めてきたところですが、炎症数値が下がっておらず、また、血流についても、左右のバランスがとれていないため、主治医から、入院して、炎症数値を下げ、血流の調整を行い、体力を回復させることを勧められました。

私としても、主治医のもとで、必要な治療を受けるとともに、しっかりとリハビリを行い、一日も早く万全な状態で復帰することが肝要であると考え、主治医と相談のうえ、８月３１日から入院することとしたところです。

市民の皆様には多大なご心配をおかけしておりますが、もう少しだけお時間をいただきたいと思います。引き続きお力添えを賜りますようお願いします。

 

なお、先にもお伝えしておりましたとおり、入院は２週間から４週間を予定しております。

さて、８月２４日から２６日までの３日間につきまして、登別温泉街において、『第５５回登別地獄まつり』を開催しました。

今年度は、登別温泉の開湯１６０年を記念し、３日間の開催であったものの台風などの影響で、３日間ともに大雨に見舞われ、予定していたイベントの一部が中止となりました。

しかしながら、全国各地、世界各地から５万８千人を超える観光客にお越しいただき、特に、２６日に行われた『鬼踊り大群舞』においては、多くの町内会の皆さんや東京圏にお住まいの東京登別げんきかいの皆さん、市内企業の皆さんなど、多くの方にお祭りを盛り上げていただくなど、熱気溢れる３日間となりました。

記者会の皆様には、新聞紙面などで、事前報道を含め、大きく取り上げていただきましたことに、お礼申し上げます。

このように多くのお客様に来ていただける登別温泉は、当市の基幹産業である観光業の基盤でありますが、日本に１１１ある活火山の一つ『俱多楽火山』が隣接しております。

本年１月２３日に発生しました草津白根山の噴火もまだ記憶にあたらしいところでありますが、このたび、『俱多楽火山防災協議会』において、噴火が発生した場合や噴火の発生が予想される状況になった場合に、本市をはじめ、関係機関がどのように連携し、どのような体制をとるべきかなどを示した『俱多楽火山避難計画』が策定されました。

今後は、この計画を基に登別温泉地区に住んでいる市民の皆様をはじめ、多くの観光客の皆様がより安全安心に登別温泉地区で過ごしていただけますよう『観光客等避難誘導マニュアル』や『俱多楽火山救出・救助計画』の策定に向けた取り組みを進めてまいります。

今年度は、より良いまちをつくるための基本的な市民の心構えとして、市民の心のよりどころになっている市民憲章制定５０周年の節目の年となります。

制定日である９月２０日には、市内小・中学校で市民憲章の唱和をしていただくほか、市内中学校や大型商業施設で市民憲章が印字されたクリアファイルなどを配布し、多くの市民の皆様に市民憲章にふれていただき、また、９月２２日には、市民会館で記念式典を開催し、これまで市民憲章の理念を長きにわたり実践されてきた方への感謝を表す場とするとともに、多くの市民の皆様と市民憲章の必要性や重要性について再認識する１日とします。

８月２９日には、市内のまちづくりに関わる４７もの団体により『登別市市制施行５０周年記念事業市民実行委員会』が設立され、２年後の市制施行５０周年に向けた市民レベルの活動も活性化しているところでございますので、この節目の年を契機として、市民憲章に込められた想いをより深く胸にきざみ、市民の皆様と共によりよいまちづくりに取り組んでまいります。

 

平成３０年第３回登別市議会定例会の議案等でございますが、平成２９年度健全化判断比率の報告、登別市水道事業条例の一部改正、登別市教育委員会委員の任命についてなど、報告５件、議案２０件を予定しています。

各議案等の詳細はお手元の資料をご覧ください。ご不明な点などがございましたら、後ほど担当から説明をさせていただきます。

 

２．質疑応答

（室蘭民報）：来週予定されている平成３０年第３回市議会定例会の開会にあわせて、小笠原市長からの言葉を示される予定は。

（副市長）：８月３１日に行われた登別市議会議員に対する議案説明に先立ちまして、市長から各議員へのメッセージを代読させていただいたところです。市議会定例会という大切な場に出席ができないことへのお詫びが主たる内容でした。市長は、現在、治療に専念していただいておりますので、開会の際に改めてということは予定していません。